>>史記
投稿者: sawayakanikoniko 投稿日時: 2005/07/04 22:55 投稿番号: [52701 / 95793]
司馬遷は給料をもらってたので好き勝手は書けなかったと思います。お抱え学者ですから、特にその時代に近い部分は。
>この時代、倒した国(秦)を「悪」と設定することにより、書かれた時点(前漢)を「善」と
評価して、現政権の正当性と存在をアピールしたものと思われる。
これは彼にとってもっとも必要な仕事であったと考えてよいのではないでしょうか。
客観的で広範な歴史評価をしていては特徴が書けないのは文筆全般にいえることでもあります。
彼は秦の始皇帝の残虐性だけを書いてるのではなく、権力者・大富豪などすさまじく生臭い記録を残しています。ほんの少し目にしただけですが、今のチベット状態が何度も何箇所も繰り返されています。その楽しみは酒と女と残虐なリンチ殺人が主です。
彼の好みの人物も登場します。才智と温情があって報われない人生を送った人々です。
彼は宦官になって生き恥をかかされて文筆に携わっていましたので、もしかしたら一国一城の主になれたかもしれない名門の秀才でありながら報われない最期になることを書き残したかったのではないかと思います。
これは メッセージ 52697 (walkure80504 さん)への返信です.
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