中国の反日デモ

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「抗日・愛国」中国再び高揚図る

投稿者: kooocky_sansei 投稿日時: 2005/05/09 12:49 投稿番号: [32098 / 95793]
2005年05月09日(月)

「抗日・愛国」中国再び高揚図る   対独戦勝式典を契機に

  【モスクワ=伊藤正】中国の胡錦濤国家主席は八日午後(日本時間同夕)、対独戦勝利六十周年記念式典出席のためモスクワ入りした。中国共産党が抗日戦で果たした役割を誇示、反日デモの暴走で傷ついた国際的なイメージの修復を図るとともに、国内の愛国主義運動本格化へのステップにするとみられている。歴史問題などでの対日圧力が再び強まる契機になりそうだ。

  胡主席はモスクワに二日間滞在し、九日午前の記念式典を挟んで数カ国首脳と会談。主な会談相手は、プーチン・ロシア、盧武鉉・韓国、シラク・フランスの各大統領、シュレーダー・ドイツ首相と、北朝鮮核問題や台湾問題などで日米と一線を画す国の首脳という特徴がある。

  この中で唯一の敗戦国であるドイツについて、国営新華社通信の七日付特集記事や八日付の共産党機関紙「人民日報」の論評は、ナチス・ドイツの侵略行為を深く反省し、国際社会から責任ある国家と認められていると称賛、日本の歴史認識を厳しく批判した。

  これは日本の国連安保理常任理事国入りに反対、ドイツを支持する理由にされてもいるが、それだけではない。

  市場経済化と国際化の進展で一党独裁体制が動揺する中で、愛国主義、民族主義の高揚はかつてのイデオロギーに代わる党への求心剤であり、抗日戦勝利の宣伝と日本の歴史認識批判はその両輪になっているからだ。

  胡主席の出発に先立つ七日、中国共産党中央は「抗日戦と反ファシスト戦勝利六十周年」の記念行事に関する「通知」を発表した。そのポイントは、共産党が「全民族を団結させ、日本軍国主義の侵略を打破、中華民族の復興と世界の平和と発展を促進する支柱になった」歴史的意義を宣伝、教育することにある。

  各地での記念行事に加え、記念の切手・貨幣の発行など、「愛国主義を称揚した江沢民前政権時代の五十周年を上回る規模のキャンペーン」(中国筋)が、九月に予定している抗日戦勝利記念大会に向け、本格化する見通しだ。

  中国筋によると、当初は抗日愛国の「五四運動」(一九一九年)記念日の五月四日にキャンペーンを盛り上げる計画だったが、四月初め以来の反日デモが暴走、国際的批判を浴びた結果、反日行動の規制を強化した。

  規制に自信を持った中国側が最近、反日デモを基本的に擁護する姿勢に戻ったのも、愛国キャンペーンの方針は不変だったからにほかならない。

  対独戦の勝利を国際的イベントにし、政権の威信と求心力を高めようとするプーチン大統領と胡主席は、動機は似ている。少なくとも中国国内向けには、このイベントを抗日戦勝利を誇り、愛国主義高揚の起点にする意図は、中国国営中央テレビが、式典を国内に生中継する点にも表れている。中国共産党がこれで国民の信頼を回復する可能性はほとんど考えられていない。

  むしろこうしたキャンペーンは対日関係の将来だけでなく、中国国内の安定にも危惧(きぐ)を抱かせる。

  対独戦勝利記念式典のテーマは「記憶と和解」とされているが、抗日戦の「記憶」を国民に求めることで、一党独裁を維持、強化しても、国内矛盾が拡大する一方では、暴力的な反日デモが再発するのは避けられないとみられるからだ。

http://www.sankei.co.jp/news/050509/kok008.htm
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