組織秩序は神聖なもの
投稿者: uncle58jp 投稿日時: 2005/05/08 20:05 投稿番号: [31761 / 95793]
彼は知っていた。
「上官殿。仮にこの機が爆弾を積んで首尾良く敵艦に突っ込んだとしても、それであの航空母艦が沈没することはありません。
また、仮にあの航空母艦が沈没したところで、それでアメリカ太平洋艦隊が壊滅することはありません。
さらに、仮にそれでアメリカ太平洋艦隊が壊滅するようなことがあったとしても、それでアメリカが降伏して日本が戦勝国になることなんかさらさらありません。
したがって、上官殿の命令は無意味なんです。」
そのような理にかなったことを言ってみても到底受け入れなれないことを。
なぜかといえば、その行為の効果よりも組織秩序の維持はもっともっと大切な目的であることをみんなが知っていた。
不合理な前近代的なものではあってもこの組織を維持してゆくことが、国体護持などの大きな戦略を実現するためには不可欠なことだった。
彼は知っていた。
「区長、今晩宴会なんかやってどうなると思いますか。
大衆迎合、視聴率本位のマスコミが鬼の首でも取ったように騒ぎ立て、
愚かな大衆が一斉に我々をバッシングすることは眼に見えているではないですか。
宴会なんかほとぼりが冷めればいつでもできますよ。
私はごめんですね。」
そのような理にかなったことを言ってみても到底受け入れなれないことを。
なぜかといえば、その行為の影響よりも組織秩序の維持はもっともっと大切な目的であることをみんなが知っていた。
会社組織の団結と指揮命令系統の秩序を守ることが、コンペティターとの熾烈な競争に生き残るためには不可欠なことだった。
これは メッセージ 1 (nono7370 さん)への返信です.
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