太平洋戦争開戦直前
投稿者: sekaitaisen56997 投稿日時: 2005/05/08 11:53 投稿番号: [31421 / 95793]
●戦争回避のための対米外交交渉が難航
豊田外相
「駐兵問題に多少のあやをつければ日米交渉妥結の余地あり」
東条陸相
「凡そ交渉は互譲の精神がなければ成立するものではない。日本は今日まで
譲歩に譲歩し、四原則も主義として之を認めたり。然るに米の現在の態度は
自ら妥協するの意志なし。妥結の見込みなしと思う」
及川外相
「外交で進むか戦争の手段によるかの岐路に立つ。期日は切迫している。
其の決は総理が判断してなすべきものである。もし外交でやり、戦争を
やめるならばそれでもよし」
近衛首相
「今どちらかでっやれと言われれば、外交でやると言わざるを得ず。
戦争に私は自信ない。自信のある人にやって貰わねばならぬ」
東条陸相
「これは意外だ。戦争に自信がないとは何事ですか。それは国策遂行要領を
決定する時に論ずべき問題でしょう。外交でやるということは外交に妥結の
目途ありという態度でなければならない」
●政策が定める条件のままでは、交渉妥結の見込みまったくなく、開戦を決意することも
出来ないとして、結局内閣総辞職の外なく、新内閣による国策の再検討を必要とした。
和戦いずれになるにしても、難局を処理し得る能力と条件を備えた人として東条陸相が
首相に推挙される。
永野軍令部総長
「米国は逐日軍備を増強し、包囲陣を強化し、
援蒋援ソを増進し、しかも日本はジリ貧となり、日本の国防は
極めて危険である。政府に今日根本的に理解認識してもらいたいことは、
日本として対米戦争の戦機は今日にある。この機を失したならば、
開戦の機は米国の手に移り、再び永久に我が手中には帰らないことである」
結論として戦争第一、第二年は確算があるが、第三年以降は海軍勢力の保持増進、
有形無形の国家総力、世界情勢の推移いかんにより決せられ、確算はないと説明。
賀屋蔵相
「作戦開始の機は我に在るとしても、決戦の機は依然米国の掌中に在る。
その米国に握られている二年後の決戦に確算のないような戦争は不安定である。
米国から戦争をしかけてくる公算は少ないと判断する」 -- -臥薪嘗胆案を支持
東郷外相
「米国は軍備以外はほとんど生産拡充が見られないので、米国から戦争をしかけて
来ることはなかろう。又欧州戦争後各国が連合して対日圧迫を加えて来るであろう
というようなことは俗論で取るに足らない。日本が臥薪嘗胆で行く場合、米国が
攻撃して来るとは思われぬ」 -- -臥薪嘗胆案を支持
鈴木企画院総裁
物資の面から臥薪嘗胆案の不可能であることを説明し、
「戦わずして米国に屈するの外なきに至るであろう」
東条首相兼陸相
陸軍省政策立案者石井大佐が「戦争7分、外交3分」と理解して起草した
帝国国策遂行要領案文に対し、
「これは戦争に傾いている。戦争五分、外交五分だ。国策を誤解しては困る、
書き換えて来い」
原枢密院議長
「米国が日本の決意を見て屈すれば結構だが、然し絶望と思う。然らばとて
このままにて行くことは出来ぬ。今を措いて戦機を逸しては米国の頤使に屈するも
已むないことになる。従って米国に対し開戦の決意をするのも已むなきものと認む」
東条首相
「日本が決意したと認めれば、其時機こそ外交的の手段を打つべき時だと思う。
私はこの方法だけが残っておると思う。之が本案なり」
●「ハル・ノート」により外交交渉が決定的に拒否されたと判断し、
会議は失望の雰囲気の中、極めて静かに行われる。
(1)交渉が決裂しても開戦せずにこのままの状態で臥薪嘗胆し、他日を期する。(1名ないし3名)
(2)政府および大本営が充分研究の上到達した結論であるからこれに従う外はない。(3名)
(3)長期戦になると物資補給能力の維持、民心の動向に多分の懸念がある――
日本の採るべき方途についての開陳はない。(3名ないし1名)
(4)この戦争が自存自衛のためであるならば、敗戦が予見されても開戦はやむを得ない
と思うが、東亜の安定ないし大東亜共栄圏確立などの理想のために、戦争に訴えるという
のであるならば危険千万、同意できない。(1名)
●そして開戦
豊田外相
「駐兵問題に多少のあやをつければ日米交渉妥結の余地あり」
東条陸相
「凡そ交渉は互譲の精神がなければ成立するものではない。日本は今日まで
譲歩に譲歩し、四原則も主義として之を認めたり。然るに米の現在の態度は
自ら妥協するの意志なし。妥結の見込みなしと思う」
及川外相
「外交で進むか戦争の手段によるかの岐路に立つ。期日は切迫している。
其の決は総理が判断してなすべきものである。もし外交でやり、戦争を
やめるならばそれでもよし」
近衛首相
「今どちらかでっやれと言われれば、外交でやると言わざるを得ず。
戦争に私は自信ない。自信のある人にやって貰わねばならぬ」
東条陸相
「これは意外だ。戦争に自信がないとは何事ですか。それは国策遂行要領を
決定する時に論ずべき問題でしょう。外交でやるということは外交に妥結の
目途ありという態度でなければならない」
●政策が定める条件のままでは、交渉妥結の見込みまったくなく、開戦を決意することも
出来ないとして、結局内閣総辞職の外なく、新内閣による国策の再検討を必要とした。
和戦いずれになるにしても、難局を処理し得る能力と条件を備えた人として東条陸相が
首相に推挙される。
永野軍令部総長
「米国は逐日軍備を増強し、包囲陣を強化し、
援蒋援ソを増進し、しかも日本はジリ貧となり、日本の国防は
極めて危険である。政府に今日根本的に理解認識してもらいたいことは、
日本として対米戦争の戦機は今日にある。この機を失したならば、
開戦の機は米国の手に移り、再び永久に我が手中には帰らないことである」
結論として戦争第一、第二年は確算があるが、第三年以降は海軍勢力の保持増進、
有形無形の国家総力、世界情勢の推移いかんにより決せられ、確算はないと説明。
賀屋蔵相
「作戦開始の機は我に在るとしても、決戦の機は依然米国の掌中に在る。
その米国に握られている二年後の決戦に確算のないような戦争は不安定である。
米国から戦争をしかけてくる公算は少ないと判断する」 -- -臥薪嘗胆案を支持
東郷外相
「米国は軍備以外はほとんど生産拡充が見られないので、米国から戦争をしかけて
来ることはなかろう。又欧州戦争後各国が連合して対日圧迫を加えて来るであろう
というようなことは俗論で取るに足らない。日本が臥薪嘗胆で行く場合、米国が
攻撃して来るとは思われぬ」 -- -臥薪嘗胆案を支持
鈴木企画院総裁
物資の面から臥薪嘗胆案の不可能であることを説明し、
「戦わずして米国に屈するの外なきに至るであろう」
東条首相兼陸相
陸軍省政策立案者石井大佐が「戦争7分、外交3分」と理解して起草した
帝国国策遂行要領案文に対し、
「これは戦争に傾いている。戦争五分、外交五分だ。国策を誤解しては困る、
書き換えて来い」
原枢密院議長
「米国が日本の決意を見て屈すれば結構だが、然し絶望と思う。然らばとて
このままにて行くことは出来ぬ。今を措いて戦機を逸しては米国の頤使に屈するも
已むないことになる。従って米国に対し開戦の決意をするのも已むなきものと認む」
東条首相
「日本が決意したと認めれば、其時機こそ外交的の手段を打つべき時だと思う。
私はこの方法だけが残っておると思う。之が本案なり」
●「ハル・ノート」により外交交渉が決定的に拒否されたと判断し、
会議は失望の雰囲気の中、極めて静かに行われる。
(1)交渉が決裂しても開戦せずにこのままの状態で臥薪嘗胆し、他日を期する。(1名ないし3名)
(2)政府および大本営が充分研究の上到達した結論であるからこれに従う外はない。(3名)
(3)長期戦になると物資補給能力の維持、民心の動向に多分の懸念がある――
日本の採るべき方途についての開陳はない。(3名ないし1名)
(4)この戦争が自存自衛のためであるならば、敗戦が予見されても開戦はやむを得ない
と思うが、東亜の安定ないし大東亜共栄圏確立などの理想のために、戦争に訴えるという
のであるならば危険千万、同意できない。(1名)
●そして開戦
これは メッセージ 1 (nono7370 さん)への返信です.
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