>お答えください…第二次世界大戦前
投稿者: moriya99 投稿日時: 2005/05/01 16:07 投稿番号: [27493 / 95793]
>>
それでは、当時の状況を考えて、戦争をしていなければ、今日本はどうなっていましたか?
>>
この質問に答えるのは、簡単じゃないですね。短い掲示板で答えるのは難しい。
ただ言えるのは、第二次世界大戦前と以後では、戦争というものの定義が画期的に変わってきています。
ポイントは、核兵器に出現です。核兵器の出現と第二次世界大戦では、民間人の犠牲者が非常に多く出た。それまでの戦争では経験しなかった惨状を経験することになりました。
やっと、人類は戦争のもつ根本的な悪に気づいたのです。戦争に勝者も敗者のないことも。また、勝つ戦争のないことも。
それまでは、戦争が紛争を解決をするという、戦争の部分正義が通用していたんですね。それが国際社会だった。
ご質問の、「当時の状況」は、戦争の一部が肯定されているという世界の状況があるんですね。その中で、日本は戦争に巻き込まれて行った。今になって反省すれば、間違いは多くありますが、当時の状況としては、あの戦争を回避するのは、非常に難しかった、とは言えますね。
このあたりは、「宰相吉田茂」を書いた高坂正堯氏などの著書を読まれると分かるか、と思います。多分高坂氏は、左翼思想の隆盛の中でも目を眩ませられないで、太平洋戦争の肯定せざるを得ない面、戦後自民党政治の肯定的な面に気づかれていた人ですね。早くなくなって残念な思想家の一人ですが…。今、生きていられたら、一番、ご意見を拝聴したい人です。
おそらく、日本が太平洋戦争を避けるのは、至難な技だったこと、それを避けて失敗した時の方が東アジアは悲惨だったかも知れない、という視点をもっていられると思いますよ。
核兵器の出現以前と、以後では、人類の意識が違うのです。
核兵器はある意味では、いいものを発見したことになります。人類が戦争の愚かさを自覚する契機になりましたし、何よりも、女性が解放されましたね。
今、女性がジーンズをはいて歩けるのは、核兵器のお蔭と言えなくもないんですね。
弱い者の味方になってくれました。ま、これも、使い方を誤るとトンデモないことになりますけどね。
これは メッセージ 27418 (ofresiasp さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552022058/cf9qa4nhbfffca5ga5b_1/27493.html