産経抄
投稿者: cghh_sew789 投稿日時: 2005/04/25 16:10 投稿番号: [23487 / 95793]
日中関係について北京在住の日本の外交官から「夫婦みたいなもの。摩擦は関係が緊密になり互いに遠慮が無くなってきた証拠で、日中友好のプロセス」と聞いたことがある。夫婦げんかのように対等な攻防ならいいのだが、どうも違うような気がする。
▼日本の必死のアプローチで実現した日中首脳会談では、日本側は中国の宿舎にお伺いしたうえ、反日デモの暴力に対する謝罪や賠償要求には触れず、間接的に靖国神社参拝の中止を迫られた。それで「いい会談だった」と喜ぶのは、相手の術中にはまりすぎではないのか。
▼外交を男女の関係にたとえるのは卑近にすぎるかもしれないが、不条理な暴力を受けながら「私が至らなかったせい」と反省し、「お互い離れられないの」と相手に尽くす姿とダブっていらいらした。
▼ベテランの北京特派員によれば、中国が相手国と関係緊密化を望む際、しばしば故意に緊張関係を作り出す。米中和解工作が進められていた一九七〇年、毛沢東が「全世界の人民は団結し、アメリカ侵略者を打ち負かそう」(5・20声明)と反米を鼓舞したのはその一例だという。
▼いわく「ガツンとやったあとに少し軟化すると、相手は大きく譲歩された気分になり擦り寄ってくる」。中国は反日デモでガツンとやったわけだが、日本がこうも早々に折れてくるとは思わなかっただろう。胡錦濤国家主席の仏頂面が、笑いをかみ殺しているように見えたのは気のせいか。
▼暴力と言いがかりをつけられても擦り寄るのが、日中関係の安定にとって一番と思っている人もいるかもしれないが、それこそ失笑の対象である。けんかを続けている方が、むしろ健全というものだ。もう少し毅然(きぜん)としようではないか。世界中が見ている。
http://www.sankei.co.jp/news/050425/morning/column.htm
これは メッセージ 1 (nono7370 さん)への返信です.
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