歴史歪曲教科書
投稿者: nankin_daigyakusatsu 投稿日時: 2007/03/17 22:07 投稿番号: [1945 / 8458]
検定前の扶桑社の歴史歪曲教科書白本には「歴史は科学ではない」と書き出してあったという。この言葉には歴史からは何も教訓というものなんぞ学ぶ必要がない、という懲りない面々の本音が見えた感じがした。中国の陳健駐日大使は北京時間3日午後3時15分から記者会見を開き、日本の右翼団体「新しい歴史教科書をつくる会」主導の歴史教科書が検定に合格したことについて談話を発表した。 陳大使は、「右翼団体がでっち上げた新しい歴史教科書は、皇国史観を宣揚し、悪辣な下心があり、修正されたとはいえ、侵略の歴史を美化するという考え方は修正されていない」と述べ、同教科書が文部科学省の検定に合格したことについて、「驚いており、非常に残念だ」との見解を示した。
日本の戦争犯罪はなかったことにしたいという無責任な論調が台頭しているのは日本人として誠に恥ずかしい。アジアのみなさんに申し訳ない気持ちで一杯である。対不起。どうしてウソを書くんでしょうか。まだ一部の政治家に軍国主義、右翼思想が根強く残っているに違いない。悲しいことである。自分達の祖父母・親類縁者が強制労働をさせられたり、虐殺されたとして、その加害者側の国が、学校の教科書でそうした一連の行為を誤魔化す記述をしたり、捏造をしたり、美化したりしたら、どういう気分がするだろうか。
日本近代史研究に対するある歴史学者の真摯な反省の言である。「日本では太平洋戦争末期の沖縄戦が、一般住民をもまきこんだ"地上戦"の悲惨な経験として特筆される。しかし日中戦争は、中国にとって、その最初から最後にいたるまで、非戦闘員をまきこむ"地上戦"であったのである。その悲惨な実相―侵略と加害のもっとも具体的で本質的な部分―をわれわれの歴史研究がこれまでどれだけ明らかにしてきているか、明らかにしてきているようで、実は必ずしもそうではないことが、教科書検定の批判を通じて、中国民衆から告発されているのではないか」(江口圭一「15年戦争史研究の課題」歴史学研究511(1982)8)。
これは メッセージ 1944 (saesow21 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552022058/bfafnac9qffckdca4o9qbaddbcr2qa4na02jbct_1/1945.html