コム仙人さま(ようやくです)
投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2006/09/05 09:27 投稿番号: [9599 / 22816]
↓で朝っぱらから品位を疑われるような投稿をわざわざしてしまったので急ぎ取り繕わせていただきます。
で、『マオ』なんですが……
1番ショックだったのは宋慶齢がソビエト共産党と通じスパイ行為をしていた可能性があるというものでした。考えてみれば「あの」宋家3姉妹の1人なんですから彼女1人が人格高潔だったという保証はなんにもないんですけどねぇ。私も「宋慶齢」伝説を丸信じしていた1人だったのかなぁ。
2番目は、有名な
「農村部から都市を包囲する」
という作戦は劉小奇の発案で毛沢東はそれに反対していたと書かれていたこと。これも考えてみれば、毛沢東が中国大陸の政権を掌握した後中国の農業政策はめちゃくちゃになっていくんですから彼がいかに「農村」というものを理解していなかったかってことで納得がいく話なんですがやっぱりあまりにも有名な言葉だったので。
周恩来に関しては一応彼がベトナム戦争当時いかに冷酷な言葉を吐き捨てていたかは愚弟からすでに聞いていたのでショックは少なかったのですが、それでもあそこまで毛沢東のお先棒担ぎだった疑いありとは知りませんでした。なんでぇ?
どう考えても周恩来の方が能力も人間的魅力も上だと思うんだけどな。そのあたりが『マオ』に関して引っ掛かるんですよ。これ、本当に真に受けて良いのって?
もちろん、いかなる歴史書も全部真に受けて良い本なんてありませんけどね。(ましてそれを題材にしたドラマや映画や小説なんて)
リラ夫が言うには、
「欧米のサイトでは『毛沢東に関して彼の不利になるような資料の方を重点的に取り上げている』っていう批判もあったな」
とのことですが、仙人さま的にはどうお思いになります?
私個人の感想では、
「今までの――特に今でも中共中国ではそう信じられている――毛沢東像をぶち壊すインパクトでは120%の力作。資料的価値も高いのだろう。だけどこれを読んでも毛沢東という、われわれと重なる時代を生きた1人の男の姿は立ち上がってこない」
というものです。
ご見解を賜わることが出来れば幸い也。
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