Re: 町娘と一緒☆ある料理屋の一室で
投稿者: shamisengai 投稿日時: 2005/12/09 00:47 投稿番号: [4331 / 22816]
いやいや、越後屋の旦那もなかなかやおまへんか。
いかがわしい春画を集めるうちに、絵だけでは飽き足らず、
版まで手に入れねば気がすまんようになり、
ついには手前自ら下絵を描き、版を彫り、紙に刷ることまで
やるようになり、北前船で稼いだ上がりを紅毛人のいう
「エロ」なるものにすべてつぎ込み、上方から逃げるように江戸入りした
この変人によくぞ目をつけられ、贔屓にしてくれはったもんで。
手前の蒐集した版や彫った版がまさか飯の種になるとは思いもよらんかったもんで
旦那には感謝してまっせ。
目回るほど忙しいのがなんとかならんかとは思いますが、
春画を集め、書き、刷ることに勝る楽しみ、今の脾臓屋にはおまへんですよってに
ほんま楽しませてもろうた上に贅沢させてもうて果報者ですわ。
そやけど、伴天連禁制の世に南蛮人とつきおうとる人らのことが気になりますわ。
どないぞ、磔とかになりまへんようになあ。
おっと、明日は長崎にいかんとあきまへん。なんでも海の向こうにえらい
銭のある島があって、その島では皿を回すだけで春画が生きた女子のように
動いて声を出すからくりがあるて聞いてます。長崎の奉行に頼み込んで、
阿蘭陀のカピタンに会わせてもらうことができるようになったんですわ。
カピタンにその皿回し春画のことを聞けるだけ聞いてこよう思てます。
この江戸ちゅうか、日ノ本にはそないなからくりがおまへんので、
春画を工夫して動く女子をお見せしとう思てますんや。
え、どないして長崎奉行を手なづけ、カピタンに話つけたかて?
そんなん、旦那はん、聞かんでもわかっとりますやないですか。ぐふぉふぉふぉ。
ほなぼちぼち、あ、なんや、そのカピタン、阿蘭陀人のくせに
通信使を寄越す国の吸い物みたいな名前ですんや。なんかコ、コ……、
ああ、すんまへん、酔っぱろうてわけわからんようになりましわ。
これは メッセージ 4298 (aqualine2000jp さん)への返信です.
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