間に合ったか?
投稿者: chopper8111362 投稿日時: 2005/10/19 21:22 投稿番号: [1582 / 22816]
夕食後の会話を楽しんでいた、ナゼダ夫妻。
テレビのCMにつられて、会話がとぎれる。
扇情を秘めたナゼダの視線をわざと外すように、妻が横を向く。
テーブルの下では、妻の膝を触ろうとしたナゼダの手が空を切った。
妻は、ついっと立ち上がり、「お風呂、、」とつぶやく。
ナゼダは深く椅子に座り直し、所在なさげに「う、うん、、」とつぶやくだけだった。
しかし、ナゼダは自分の下腹部に、新たな欲望がわき起こっているのを自覚している。そう、妻が風呂に入っている間にパソれるじゃないか、という下劣な妄想が彼の海馬に渦巻く、もう大脳皮質は抑制機能を果たしていない。しかもナゼダは、昼の仕事中に会社のパソコンを用いて、淫靡なサイトのURLをチェックしていたのだ。
妻が風呂場に入り、シャワーにかかっている音を、遠耳に確認してから、ナゼダは不自然な中腰で立ち上がり、こそーりと、二畳半の物置兼パソ部屋に移動した。
「音は、、?」ナゼダはつぶやいた。「いや、音は出せない、、」。通勤用MP3プレーヤーのヘッドホンを、胸ポケットから取り出し、慎重にパソコンのジャックにつなぐ。ウィンドウズの起動音も、イヤホンから小さく漏れるだけだ。ナゼダは、歯を見せながら「くっ」と小さく笑った。歯には、青のりが付いている。
仕事中に主任の目を盗みチェックしたURLは、煙草の箱に小汚く書き留められている。ナゼダは、一文字一文字、拾い上げるようにエクスプローラーに打ち込んでゆく。「間違いない、、」、パソコン上のURLと、メモを見比べて、その一致を確認したら、後はエンターキーを押すだけだ。ナゼダの鼓動がより激しく打ち鳴り始めた。ナゼダの心臓から送り出される血潮は、上腹部でわずかに滞るような痛みを残した後、激しい急降下をみせて、下半身を波打たせている。
「もう、しんぼうたまらん!!」ナゼダは、エンターキーを押す。エクスプローラーからヤフーの画面が消え、突然、淫靡な姿態を踊らせながら、様々なリンクサイトが紹介されていく。ナゼダは、その広告に後ろ髪を引かれながらも、画面を下方へとスクロールさせた。スクロール画面の最後に、「貴方は21歳以上ですか?」の質問。「はい。」ナゼダは戸惑うことなくクリックする。「ぽちっとな、、」、なぜだは、つぶやいた。タイムボカン世代だ。
「無修正動画の世界へようこそ」、純粋なタイムボカン世代には似つかわしくない一文が目に入る。碧眼の美女、褐色の男優らが惜しげもなく姿態を晒す静止画の横には、メディアプレーヤーのアイコンがある。ナゼダは、お気に入りなのか、やや幼顔の白人女性の画像に並んだメディアプレーヤーのアイコンを「右クリ保存」した。「ぽちっとな、、」いやいや、ひつこいぞナゼダ。
エクスプローラーのダウンロード画面が表示される。ダウンロード完了まで、15秒。「すぅー、、、、」なぜだは、口をすぼめながら息を吸っている。口腔内の涎は、溢れんばかりにいっぱいだ。「ダウンロード終了、エネルギー充填、120%、、」今度は、宇宙戦艦世代だ。ナゼダは、ズボンのベルトを弛めた後、メディアプレイヤーの再生ボタンを押した。興奮は絶頂だ。
モニターの四分の一を占めるプレーヤーの画像には、あの、幼い白人女性が、男優の上で身をくねらせている。ナゼダのイヤホンからは、激しくも切ない、女性のあえぎ声が響く。男優の動きに合わせて、二畳半の部屋で身を揺すり始めるナゼダ。「いいぞ!これだ!僕はネットジェネレーションに生まれて、本当に良かった!!動画、マンセー、無修正、マンセー!!フィーーッ!!」もう、お馬鹿も絶頂に達するその時!
「ごらーっ!ガタガタと、小部屋で、なんしとんじゃい!わりゃーっ!!」
嫁の罵声が響く。
二畳半の小部屋で、思わず後ずさりするナゼダ。ヘッドホンジャックがぽろりと外れると、パソコンの後付スピーカーからは、白人女性の「カモンカモン」の声に合わせて、男優の「ぱんっ!ぱんっ!」という、運動音が響いた。扇情的な、音響と対照的に、ナゼダの体からは先程の熱が嘘のように引き、死人の如くに引きつる表情が、彼のまだ見ぬ結末を物語っていた。
テレビのCMにつられて、会話がとぎれる。
扇情を秘めたナゼダの視線をわざと外すように、妻が横を向く。
テーブルの下では、妻の膝を触ろうとしたナゼダの手が空を切った。
妻は、ついっと立ち上がり、「お風呂、、」とつぶやく。
ナゼダは深く椅子に座り直し、所在なさげに「う、うん、、」とつぶやくだけだった。
しかし、ナゼダは自分の下腹部に、新たな欲望がわき起こっているのを自覚している。そう、妻が風呂に入っている間にパソれるじゃないか、という下劣な妄想が彼の海馬に渦巻く、もう大脳皮質は抑制機能を果たしていない。しかもナゼダは、昼の仕事中に会社のパソコンを用いて、淫靡なサイトのURLをチェックしていたのだ。
妻が風呂場に入り、シャワーにかかっている音を、遠耳に確認してから、ナゼダは不自然な中腰で立ち上がり、こそーりと、二畳半の物置兼パソ部屋に移動した。
「音は、、?」ナゼダはつぶやいた。「いや、音は出せない、、」。通勤用MP3プレーヤーのヘッドホンを、胸ポケットから取り出し、慎重にパソコンのジャックにつなぐ。ウィンドウズの起動音も、イヤホンから小さく漏れるだけだ。ナゼダは、歯を見せながら「くっ」と小さく笑った。歯には、青のりが付いている。
仕事中に主任の目を盗みチェックしたURLは、煙草の箱に小汚く書き留められている。ナゼダは、一文字一文字、拾い上げるようにエクスプローラーに打ち込んでゆく。「間違いない、、」、パソコン上のURLと、メモを見比べて、その一致を確認したら、後はエンターキーを押すだけだ。ナゼダの鼓動がより激しく打ち鳴り始めた。ナゼダの心臓から送り出される血潮は、上腹部でわずかに滞るような痛みを残した後、激しい急降下をみせて、下半身を波打たせている。
「もう、しんぼうたまらん!!」ナゼダは、エンターキーを押す。エクスプローラーからヤフーの画面が消え、突然、淫靡な姿態を踊らせながら、様々なリンクサイトが紹介されていく。ナゼダは、その広告に後ろ髪を引かれながらも、画面を下方へとスクロールさせた。スクロール画面の最後に、「貴方は21歳以上ですか?」の質問。「はい。」ナゼダは戸惑うことなくクリックする。「ぽちっとな、、」、なぜだは、つぶやいた。タイムボカン世代だ。
「無修正動画の世界へようこそ」、純粋なタイムボカン世代には似つかわしくない一文が目に入る。碧眼の美女、褐色の男優らが惜しげもなく姿態を晒す静止画の横には、メディアプレーヤーのアイコンがある。ナゼダは、お気に入りなのか、やや幼顔の白人女性の画像に並んだメディアプレーヤーのアイコンを「右クリ保存」した。「ぽちっとな、、」いやいや、ひつこいぞナゼダ。
エクスプローラーのダウンロード画面が表示される。ダウンロード完了まで、15秒。「すぅー、、、、」なぜだは、口をすぼめながら息を吸っている。口腔内の涎は、溢れんばかりにいっぱいだ。「ダウンロード終了、エネルギー充填、120%、、」今度は、宇宙戦艦世代だ。ナゼダは、ズボンのベルトを弛めた後、メディアプレイヤーの再生ボタンを押した。興奮は絶頂だ。
モニターの四分の一を占めるプレーヤーの画像には、あの、幼い白人女性が、男優の上で身をくねらせている。ナゼダのイヤホンからは、激しくも切ない、女性のあえぎ声が響く。男優の動きに合わせて、二畳半の部屋で身を揺すり始めるナゼダ。「いいぞ!これだ!僕はネットジェネレーションに生まれて、本当に良かった!!動画、マンセー、無修正、マンセー!!フィーーッ!!」もう、お馬鹿も絶頂に達するその時!
「ごらーっ!ガタガタと、小部屋で、なんしとんじゃい!わりゃーっ!!」
嫁の罵声が響く。
二畳半の小部屋で、思わず後ずさりするナゼダ。ヘッドホンジャックがぽろりと外れると、パソコンの後付スピーカーからは、白人女性の「カモンカモン」の声に合わせて、男優の「ぱんっ!ぱんっ!」という、運動音が響いた。扇情的な、音響と対照的に、ナゼダの体からは先程の熱が嘘のように引き、死人の如くに引きつる表情が、彼のまだ見ぬ結末を物語っていた。
これは メッセージ 1538 (nazeda1777 さん)への返信です.
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