Re: 76万頭の成り立ち ヨコ
投稿者: corax_lupus 投稿日時: 2008/02/21 11:19 投稿番号: [7811 / 63339]
koukouschool_shore さん
この手の調査は必ず推定値になります。何故なら、南極海を干して全てのクジラを掬い上げでもしない限り、全数はわからないからです。同一の手法で目視調査を行っても、真値ではありません。ただ、手法が同じなのでズレ具合もまあ一定とみなしていいかな、という事です。
例えば鳥類の調査でよく使われるラインセンサス(ライントランセクト、要するに鯨の目視調査法ですね)では、鳥の種によって発見率が全く違うことが知られています。カラスのように目立つ鳥は実数より多くカウントされ、薮に潜んでいる小鳥は半分くらいしか見つかりません。
調査方法が複数あるので補正をかける、というのはしばしばある方法ですが、補正の妥当性について議論が出る所でもあります。
本来は「その補正の妥当性はどうか」という定量的な議論であるべき部分です。
また、頭数推定の目的が資源量の把握なわけですが、枯渇(絶滅)を恐れるのであれば小さめに推定しておくという手もあります。調査の誤差範囲を見込むと頭数は**頭プラスマイナス**頭、という形で計算されますが、最小側に見積もっておく・・というような方法もあり得ます。
r氏はRMPは認めるが鯨を資源として管理する事はできないという意見のようですので、頭数推定を出すことには同意しないと思います。
(同意したらその数をもとに捕獲枠が計算できてしまう)
これは メッセージ 7705 (koukouschool_shore さん)への返信です.
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