ナチスが再現する可能性は充分ある。
投稿者: sanba_3_sanba 投稿日時: 2008/09/16 18:08 投稿番号: [41601 / 63339]
>だいたい、イルカの命を屁とも思わない漁師の生活なんぞ、どうなっても知ったこっちゃない。
●もうこれはナチスと同じ。
ナチスと動物(青土社)から抜粋
■P254■
動物には優しく、人間には時に極端に残酷というナチスの心理構造は、少なくとも近代に入って以来の西欧文化に広く見られる傾向でもあった。ケイス・トマスは『人間と自然界』でこのパラドックスに次のように焦点を当てている。
各地で町が栄え始めると、田園に対する新しいあこがれが生じる。開墾が進む雑草地、山岳部、未征服の自然に対する好みが養われる。野生の動物からの安全が確保されると、鳥を保護し、野生の生き物をその自然な状態で保存したいとする関心が増大する。役務の面で動物の力に依存する必要が経済的に消滅し、都市部が動物の飼育現場から隔離されると、動物に対する情緒的な態度が次第に目立ち始める。それは、ほとんどの人間が生きる糧としている動物の酷使と容易には相容れない感情である。こうして、ペットや観察の対象としての動物に対するセンチメンタルな接し方と、病害の除去や屠殺用の動物の飼育が日々効率を高めつつ進む過酷な事実が、互いにぎこちなくぶつかりあいつつ進行することになる。(Thomas,P.301)
ロマン主義と技術官僚の冷酷さのこの組み合わせは、ナチス・ドイツにおいては、カリカチュアの領域まで高められた。第三帝国を人間の感受性と現実の行為のあいだのギャップにより生じたニヒリズムの表れとするなら、この種の事態が再発する可能性は今日の社会にも確実に存在することになる。
ナチスと動物(青土社)から抜粋
■P186■
親衛隊の隊長ヒムラーも、侍医の言葉によると、狩猟に対し「陽性ヒステリー」の反応を示した。強制収容所のすべてを最高レベルで差配したこの人物が、渋面をつくってこう述べたと伝えられる。「森のへりを無垢で無防備で、何の疑いも抱いていない哀れな動物が駆け抜けようとする。これを狙い撃ちで射殺する。それがそんなに楽しいのかね?人殺しそのものではないか!」(Fest,P.111)
これは メッセージ 41600 (cetaceans1 さん)への返信です.
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