ナチスと動物(青土社)から■P178■
投稿者: sanba_3_sanba 投稿日時: 2008/09/15 22:32 投稿番号: [41550 / 63339]
ナチスと動物(青土社)から抜粋
■P178■
動物の保護と同様に、自然保護の目的は支配の手段となっていた。環境に関する最初の主要な立法は、1934年7月3日成立の狩猟法である。ヒトラーが動物保護法を主宰したように、自然保護法はナチスの巨頭の一人ヘルマン・ゲーリングの得意分野だった。中世の派手なページェントを好んだゲーリングは「帝国狩猟監督卿」を自称した。古めかしい響きの仰々しい官位だが、むろん前例はない。他の法律と同様に、自然保護法も詳細を極めた。条項はほとんどが狩猟対象の苦痛の回避に向けられた。罠を仕掛けることは禁止。バックショット(狩猟用の大粒の散弾)も禁止。その他数多くの弾薬類も非人道的とみなされた。狩猟はシーズン中だけ許可された。ただし、所有権の制限付き。絶滅のおそれがある種は完全に狩猟の対象外とされた。狩猟のライセンスには、冬季に猟鳥獣類に食べ物を提供するなどの義務が課された。
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