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>「誤った信念」テストとは

投稿者: cetaceans1 投稿日時: 2008/08/06 17:46 投稿番号: [38135 / 63339]
子供に行なわれたサリーとアンのテストでは、サリーという名前の操り人形が、箱の中にビー玉を置き、そして部屋を出ます。次に、アンという名前の操り人形が部屋に入り、そのビー玉を戸棚に移します。

サリーが戻った時、このテストを受けている子供は、サリーがどこを探すか尋ねられます。3歳までの子供は必ず「戸棚」と答えます。しかし4歳から6歳までの子供は、サリーがビー玉を動かされたことを知らないことがわかり始めます。

これは、「心の理論」と呼ばれる概念を実演しています。即ち、確信は経験に基づき、したがって異なる人は出来事を異なって解釈するという概念です。

人間は心の理論を持っている点で独特でしょうか。どうやらそうではなさそうです。最近サリーとアンのテストの変形版が、南アフリカのダーバンにあるシーワールドでイルカに対して行われました。2つのクーラーボックスがビニールの幕でイルカから見えないようにして、イルカの水槽のとなりに置かれました。

主任飼育係のギャビー・ハリスが近くで見ている時に、もう一人の飼育係がどちらかの箱に魚を入れました。それから、幕がどけられ、ハリスは魚が入っている箱を軽くたたきました。イルカは、鼻でその箱に触れると魚が食べられることをすぐに学習しました。

4頭のイルカに4回この実験が行われましたが、すべて正しく判断しました。即ち、彼等は、ハリスがたたかなかった箱の方へ行ったのです。「彼等はいつもは私の命令に従っていましたが、今回は私が間違ったと思ったのです」とハリスは言っています。

これらのイルカは、人間の高度な認識能力を示すものとして一般に認められている、この偽りを信じるかどうかのテストに、人間以外では初めて合格しました。すると次の倫理的疑問が残ります。即ち、イルカが高度な認識能力を示せるのなら、もっと人間のように扱われるのがふさわしいのか、という疑問です。
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