Re: 欧米人と日本人の残酷に対する意識の差
投稿者: capt_paul_watson 投稿日時: 2008/05/27 17:18 投稿番号: [28577 / 63339]
その爆発的な農業生産力の向上は何に起因するかご存知か?それは石油だ。石油を基盤とした農業はけして循環型社会に適していない。消費社会の典型である。いずれ石油の枯渇とともに、絶望的な飢饉が訪れることだろう。現在は増えすぎた人口を支えるために、その場しのぎで石油を基盤にせざるを得ない状況ではなかろうか。そんな状況の農業を引き合いに出して循環型社会とは少々的外れではないだろうか?
緑の革命の弊害もあることは知っている。
神話その5
「緑の革命」が飢餓問題の解決策だ
事実
新しい種の開発で穀物の収穫は確かに増えた。しかし増加した食糧と富を手にしたのは経済力を持った少数という構造は変わらなかった。そのため「緑の革命」の成功例であるインドやメキシコ、フィリピンなどでは穀物生産量と穀物の輸出量は増加したけれど飢餓人口は減らず、むしろ貧しい人々が食べる食糧を栽培する農地が奪われてしまった。
農地が商品と同じように売買され少数による農地の集中所有が許される限り、収穫の増加は家族のための農地を略奪し、より多くの人々が生活の糧を失ってしまう。
弱い立場にある農民が農薬購入や作物売却のときに価格交渉する力がなければ、農業による収益がますます減ってしまう。
新しい技術が土壌の劣化と病害虫の被害を増加させると、食糧生産の資源そのものが脅かされ、収穫を確保することはますますコスト高になり困難になる。
現在、バイオ技術による「新しい緑の革命」が推奨されているが、これ以上貧富の差が拡大することを防ぐために、我々は断固として反対しなければならない。
ここで、強調したいことは科学・技術の進展が農業生産力をあげるということだ。炭素型社会から水素型社会への移行、太陽エネルギー、風力、水力、バイオエネルギーなどのクリーンエネルギー利用によって循環型社会も構築可能かもしれない。エネルギーと密接に絡んでいる。
もっとも、メタンハイドレード活用技術が確立すれば、当面、そういう心配がなくなるであろう。
単に江戸時代に戻るだけでは駄目だ。道具としての科学・技術をうまく駆使して効率のよい循環型社会を作らなくては。
その為には農業が基盤となる。
これは メッセージ 28571 (nyonyonyo2002 さん)への返信です.
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