なぜ調査捕鯨論争は繰り返されるのか?
投稿者: capt_paul_watson 投稿日時: 2008/05/26 11:53 投稿番号: [28255 / 63339]
「なぜ調査捕鯨論争は繰り返されるのか?」
「なぜ日本は捕鯨を継続したいと思うのか?」
という疑問を持つ人は多くいると思う。
そんな方々に、ぜひお勧めしたいのが以下の論考。
以前にもこのブログでご紹介させていただいた東北大の石井敦准教授。
彼の捕鯨外交に関する論考が現在発売中の「世界」3月号(岩波書店)に寄稿されました。
独立の立場から捕鯨外交を検証しており、非常に説得力が高いものです。
タイトルは
「なぜ調査捕鯨論争は繰り返されるのか」
独立の立場から日本の捕鯨外交を検証する
石井敦
准教授(東北大学東北アジア研究センター)
この論考は、「日本政府が本当に商業捕鯨の再開を目的として外交をしているのか」という点を、様々な角度から検証しています。
また、日本は何を目的として、「調査捕鯨」で日本の科学的信用を失墜させてまで、国際法違反である可能性のある調査捕鯨を続けるのかという疑問に答え、そして最後に「捕鯨外交の見直し」を訴えています。
その中の一文を紹介すると
「国民の血税で生き延びている擬似国有企業である捕鯨産業は、調査捕鯨という国際交渉における阻害要因の自作自演で科学的捕鯨管理の実現を妨げているばかりか、水産庁の管轄を維持させ、科学の僭称をつづける日本鯨類研究所に研究費を供し、官僚に天下り先を提供しているのである。
(中略)
最大の問題は、水産庁自身があきらめている外交目的がいまだに建前として有効に機能していることからも分かるように、捕鯨外交が国民に対するアカウンタビリティを著しく欠いていることなのである。」
「なぜ、日本がここまで意固地になって捕鯨を推進するのか」ということに疑問を感じている皆さんは特に、必読です。
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