捕鯨とクジラ保護

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Re: capt_paul_watson<狂人の証明!

投稿者: roranjapan 投稿日時: 2008/05/09 16:17 投稿番号: [24880 / 63339]
菜食カルトを前面に出して反捕鯨とはいささか見当違いの感じもするが、あえてwatson氏の言うオゾンホールによるオキアミとクロミンククジラ激減説を検証してみる。

オキアミの推定資源量は3450万t、それに対する人間の漁獲努力は60万t/年で1.7%、微々たるもので、人間のオキアミの漁獲がオキアミやクロミンクの資源を圧迫する要因にはなりえない。
http://www.jfa.maff.go.jp/kokushi_hp/H14genkyou/H14Yoyaku/54Sperbas.pdf#search='オキアミ”資源量”'

一方クロミンククジラの資源量を修正後の36万頭とし、1日あたり体重の5%強のオキアミを捕食するとすれば、クロミンククジラ1頭あたりの平均体重を7.5tとすれば1日あたりのオキアミ捕食量は
36万頭x7.5t x 0.05/頭/日=13万5000t/日
オキアミ発生量3450万t/年はクロミンククジラの255.5日分の餌でしかない。

一方南極海のザトウクジラは42000頭であり、30t/頭とすればクロミンクの270万tに次ぐ126万tのバイオマスで、クロミンクとこれだけで現在の南氷洋の生産力をはるかに上回る。

オキアミ自体が足らないのだが、原因はWatson氏の言うオゾンホールかもしれない。紫外線による1次生産者である植物プランクトンの成育阻害だ。

JARPAⅡ2005/2006ではナガスクジラの群がクロミンクとザトウに沖合いに押しやられ、捕獲したナガスクジラは痩せて尾の身の脂もないことが言われていたがJARPAⅡ2007/2008では更にこの傾向が強まっていることが読み取れる。
鯨種間の競合は放って置けないほど進んでいる。

JARPAⅡでの2巡目と3巡目のRPM(正確にはCLAだが)の試験的適用に大差が出来たのは非致死計測が基本的に避けられない誤差によるもので、クロミンクが飢え死にしたせいではないだろうが、現状ではそれさえおかしくない状況だ。放置すればナガス、シロナガスがまず滅びてしまう。

生態系を維持するならwatson氏の言い分とは結論的に異なり、クロミンクとザトウの間引きは絶対に必要だ。

鯨研の報告書は学術報告書だ。
GP,SSは論外として粕屋、石井などの無責任な論評とは信頼度の格がちがう。
反捕鯨の方たち、この際鯨研のデータをまともに見て実態を考えたらどうだろう。
http://www.icrwhale.org/02-A.htm
英語を読める方はIWC科学委員会で何が討議されているのか正確な内容を知ることが大切だ。
http://www.iwcoffice.org/index.htm
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