グリーンピースから福田首相への手紙
投稿者: capt_paul_watson 投稿日時: 2008/03/30 22:38 投稿番号: [18385 / 63339]
2008年3月28日
グリーンピースから福田首相への手紙
捕鯨問題:米ブッシュ大統領、豪ラッド首相会談の前にお伝えしたいこと
内閣総理大臣
福田康夫様
拝啓 早春の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
日本時間の3月29日夜、米国のブッシュ大統領とオーストラリアのラッド首相の首脳会談が米国にて行なわれる予定です。今回は、オーストラリアのラッド政権誕生後初の海外歴訪で、ラッド首相は米国、ヨーロッパ、そして中国を訪れる予定です。日本は、オーストラリアの重要な輸出相手国であるにも関わらず、今回の歴訪国には含まれませんでした。その理由の一つに、捕鯨問題の未解決があることは明白です。
オーストラリアは、地理的、経済的に日本と密接な関係をもつため、友好国としての関係構築が重要であることはすでにご存知のとおりです。そのオーストラリアとの外交や日本企業の現地での活動が捕鯨問題において停滞することは福田首相の願うことではないと拝察いたします。
オーストラリアはラッド政権誕生後、新たに京都議定書にも調印し、日本が今年ホスト国として取りまとめる洞爺湖G8サミットにも参加する予定です。地球温暖化対策で福田首相のリーダーシップが期待される今回のサミットで、オーストラリアとの協力は欠かせないでしょう。
米豪首脳会談が行なわれる数時間前の29日早朝に、南極海から「調査」と称して捕獲されてきたクジラの肉が商業用に箱詰めの状態で東京港大井水産埠頭に隠れるようにして到着するようです。これが新たな外交問題を引き起こすことは明らかです。捕獲された数千トンにも及ぶクジラの肉が箱詰めされ、その後、商品として販売されていることが世界に知られている現在、日本政府が「これは合法的な調査」と言い訳をするたびに、日本の環境先進国としての信用を落としていることを福田首相はどのように認識されているのでしょうか?
南極は人類共有の財産として保護されていますが、地球温暖化がその生態系に与える影響は甚大です。その南極海で行なわれている鯨類調査は、国際世論を無視しながら拡大し続け、現在では1000頭に及ぶクジラを捕獲しその肉を販売していることは、客観的にみても、地球温暖化対策で「クールアース」を唱える福田首相が許すべき行為ではありません。
地球温暖化が主要議題として話し合われる洞爺湖サミットに向けて、捕鯨問題を前向きな形で解決するためには、その調査活動を関係各国と協力のもとで地球温暖化対策への包括的なステップとして前向きな行為へと転換していくことが重要だと思います。福田首相が真の意味で環境問題へのリーダーシップを発揮されることを切に願うとともに、洞爺湖サミットの前に各国首脳と捕鯨問題について議論を始め、地球温暖化対策をはじめとする環境対策、外交、そして経済活動へ支障が及ばないように早期の解決に向けてご配慮いただくことをお願いいたします。
敬具
特定非営利活動法人 グリーンピース・ジャパン
事務局長 星川 淳
海洋生態系問題担当部長 佐藤 潤一
グリーンピースから福田首相への手紙
捕鯨問題:米ブッシュ大統領、豪ラッド首相会談の前にお伝えしたいこと
内閣総理大臣
福田康夫様
拝啓 早春の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
日本時間の3月29日夜、米国のブッシュ大統領とオーストラリアのラッド首相の首脳会談が米国にて行なわれる予定です。今回は、オーストラリアのラッド政権誕生後初の海外歴訪で、ラッド首相は米国、ヨーロッパ、そして中国を訪れる予定です。日本は、オーストラリアの重要な輸出相手国であるにも関わらず、今回の歴訪国には含まれませんでした。その理由の一つに、捕鯨問題の未解決があることは明白です。
オーストラリアは、地理的、経済的に日本と密接な関係をもつため、友好国としての関係構築が重要であることはすでにご存知のとおりです。そのオーストラリアとの外交や日本企業の現地での活動が捕鯨問題において停滞することは福田首相の願うことではないと拝察いたします。
オーストラリアはラッド政権誕生後、新たに京都議定書にも調印し、日本が今年ホスト国として取りまとめる洞爺湖G8サミットにも参加する予定です。地球温暖化対策で福田首相のリーダーシップが期待される今回のサミットで、オーストラリアとの協力は欠かせないでしょう。
米豪首脳会談が行なわれる数時間前の29日早朝に、南極海から「調査」と称して捕獲されてきたクジラの肉が商業用に箱詰めの状態で東京港大井水産埠頭に隠れるようにして到着するようです。これが新たな外交問題を引き起こすことは明らかです。捕獲された数千トンにも及ぶクジラの肉が箱詰めされ、その後、商品として販売されていることが世界に知られている現在、日本政府が「これは合法的な調査」と言い訳をするたびに、日本の環境先進国としての信用を落としていることを福田首相はどのように認識されているのでしょうか?
南極は人類共有の財産として保護されていますが、地球温暖化がその生態系に与える影響は甚大です。その南極海で行なわれている鯨類調査は、国際世論を無視しながら拡大し続け、現在では1000頭に及ぶクジラを捕獲しその肉を販売していることは、客観的にみても、地球温暖化対策で「クールアース」を唱える福田首相が許すべき行為ではありません。
地球温暖化が主要議題として話し合われる洞爺湖サミットに向けて、捕鯨問題を前向きな形で解決するためには、その調査活動を関係各国と協力のもとで地球温暖化対策への包括的なステップとして前向きな行為へと転換していくことが重要だと思います。福田首相が真の意味で環境問題へのリーダーシップを発揮されることを切に願うとともに、洞爺湖サミットの前に各国首脳と捕鯨問題について議論を始め、地球温暖化対策をはじめとする環境対策、外交、そして経済活動へ支障が及ばないように早期の解決に向けてご配慮いただくことをお願いいたします。
敬具
特定非営利活動法人 グリーンピース・ジャパン
事務局長 星川 淳
海洋生態系問題担当部長 佐藤 潤一
これは メッセージ 18384 (capt_paul_watson さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019607/ja7dfa4ha5afa58a5ijdd8n_1/18385.html