中東情勢

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シャロンの幼知性

投稿者: oixkozo 投稿日時: 2004/03/27 16:21 投稿番号: [95 / 509]
  ハマスに「テロリスト」の烙印を押す世界の評論家は多いが、
   この烙印は、簡単にイスラエルのテロによって、解消される。
  どんなに、彼らを「テロリスト」呼ばわりしても、
   パレスチナの民衆は、彼らが「テロリスト」でないことを知っている。
  パレスチナの民衆にとっては、イスラエルこそがテロリストであり、
   ハマスの武力闘争は、避けて通れない「正義の闘い」であった。
  米軍はイラク中部のスンニ派地域では、いまだに武装ゲリラの抵抗に悩まされている。
  ハマスは、フセインとは違って、パレスチナの民衆に支持され、彼らをしっかりと掌握している。
  ハマスの幹部を暗殺することは、フセインを暗殺する以上の、激しい抵抗と武力抗争を産み出すだろう。
  シャロンが望むような、ハマス幹部の暗殺が成功したならば、
   パレスチナ社会のイスラエルへの怒りは、幾何級数的に膨れ上がり、アナーキーな社会になるだろう。
  パレスチナのアナーキーは、イスラエル社会のアナーキーへと転化するだろう。

  イスラエルとパレスチナは、お互いにどんなに排斥しし合おうと、兄弟関係を断ち切ることは出来ない。
  お互いに、お互いの土地とその権利から離れることが出来ないのは、
   祖先から受け継いだ兄弟関係にあることを、自ら認め合っているのと同じである。
  イスラエルとパレスチナの平和共存は、この地域にとっても、アラブ全体にとっても、
   無限の可能性を切り開くようにさえ見える。
  この平和共存は、アラブの砂漠を緑の世界に作り変えるのではないだろうか?
  ガザは、世界地図から見ると、まるで、世界から見捨てられたゲットーのようだ。
  南アフリカのアパルトヘイトは終わったけれど、ガザのアパルトヘイトは続いている。
  これが終わらない限り、イスラエルとパレスチナの平和は来ないだろう。
  ガザのハマスこそが、この地域全体の命運を背負っているように見える。

  ネオコンはフセインを追放すれば、民主的な中東を建設できると空想した。
  しかし、この追放は、イラクをテロリストの磁場にしただけである。
  シャロンは、ネオコンと同じように、ハマス幹部の暗殺によって、
   平和で民主的なイスラエルを空想する。
  こんな空想は、イスラエルとパレスチナを「無差別テロ」の磁場にするだけである。
  「類は類を呼ぶ」という。
  幼稚な軍事指導者は、己と同類の人間を見い出して、励ましあう。
  ヒットラーとスターリンの不可侵条約・三国同盟等々。
  ネオコンとシャロンの関係は、単なるユダヤ人としての関係じゃなく、
   この幼稚性と無責任における同類意識である。
  軍事力とテロで、民主主義と平和・和解を創造することは出来ない。
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