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昨日の敵は明日の友

投稿者: oixkozo 投稿日時: 2004/04/03 08:16 投稿番号: [101 / 509]
  ユダヤ人たるマルクスの言葉によれば、
   人間の交流・交通は戦争をもって始まる、という。
  ヨーロッパは60年前までは、大変な戦争を繰り返し、
   この内戦を、全世界に拡大した。
  そしてこの全世界への悲劇的拡大が、この内戦を終結させた。
  この戦争の最大の被害者は、ユダヤ人であった。
  ユダヤ人は世界中の民族国家の中で、異端者として差別され苦しんできた。
  この差別との戦いの中で、ユダヤ人社会は数多くの世界的巨人を生み出した。
  差別のないユダヤ人国家はユダヤ人社会の中で、長年の夢だった。
  世界は、この悲劇で苦しんだユダヤ人に、アラブの同意なしに勝手に国家を与えた。
  ところがこのユダヤ人国家は、途方もない領土拡張野心を持ちつづけ、
   今日でも、近隣のアラブ国家やパレスチナと軍事紛争を続けている。
  そしてこの野心は、途方もない暗殺者・テロリストの指導者を産み出した。

  ユダヤ人のパレスチナへの入植運動自体は間違ってはいないように思える。
  しかし、パレスチナの同意なしで入植すれば、軍事対立になる。
  パレスチナの同意と要請による入植運動であるべきだ。
  ユダヤ人社会は、他方では、数多くの社会主義者の巨人を生み出した。
  社会主義は、ユダヤ人を散々苦しめてきた民族国家
   そのものを解体する運動であったからである。
  ユダヤ人の優位性は、国家を持たない世界性・国際性にあった。
  シャロンの幼稚性は、国家を持ったユダヤ人の悲劇である。
  シャロンのユダヤ人国家は、人類最後のアパルトヘイト国家になりつつある。
  シャロンの軍事的冒険は、世界平和から己を隔離しつつある。

  武器を持たない一般市民に対する無差別テロは、
   国際社会に大変な脅威と憎悪を与える。
  そのために、政治家は政争と戦争のために、この無差別テロを散々利用する。
  アメリカはアルカイダのテロを利用してイラクを侵略した。
  イスラエルも「無差別テロ」を利用して、「ハマス解体」を国際社会に訴える。
  そして、パレスチナに対する己の無差別テロを正当化する。
  しかし、シャロンの軍事的冒険そのものが、ハマスの存在を輝かした。
  この冒険によって、ハマスなしに、
   イスラエルとパレスチナの平和が在りえない事を証明した。

  日本には、「触らぬ神に祟りなし」という諺がある。
  これは、ひどく名言である。
  利害が葛藤する社会の中で、人間が平和的に生きていく上で、
   宗教は大変な役割りを果たしているように見える。
  人間は、信じるものがなくては、平和的に生きていけない。
  その信じているものを、侮辱したり、抑圧したりすれば、逆に戦争になる。
  多様な宗教が混在する社会の中で、平和を維持するには、
   各々の宗教心と言うものを、お互いに尊重し合うことが不可欠である。
  グローバル化する世界の中で、このような平和を確立した社会こそが、
   世界の中で優位性を獲得出来るだろう。
  いずれは、イスラエルのユダヤ人達は、イスラム社会のアラブの中で、
   極めて貴重で大切な宝物となる時代が来るだろう、と信じる。

  この前映画「風邪の絨毯」を観た。
  この映画で、イランのイスラム教徒が、
   「神様にお願いすれば、昨日の敵は明日の友になる」と、言った。
  この映画でも、そうだが、同じ神を信じなくても、
   平和と平和のもたらす利益を信じれば、「昨日の敵は明日の友」となるだろう。
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