対イラク武力行使

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ホロコーストの真のメッセージ

投稿者: syoumenkyousi 投稿日時: 2006/12/31 11:46 投稿番号: [99761 / 118550]
NHK教育・ETV特集 「2006年夏   戦場からの報告   〜レバノン・パレスチナ〜」、はまれに見る良質な番組だった。出演者が古居みずえ(レバノン報告)、綿井健陽(レバノン報告)、土井敏邦(イスラエル・パレスチナ報告)、臼杵陽(解説)だから期待してたが、予想をはるかに上回った。

  例えばイスラエルのレバノン侵略、イスラエル国民はBBCやCNNなどでレバノン側の被害が流れても、「偏よっている!」で一蹴する。「被害は半分、死者は水増しだろう」、そしておきまりの「反ユダヤ主義!」で思考停止だ。それはまるで外部の事実を知ろうとしないことで自らの心の平穏を保つだけの処世術なのだ。

  無人飛行機、武装ヘリコプター、ジェット戦闘機によって「狙撃するような空爆(綿井健陽がいうところの)」にさらされるレバノン人、停戦後もクラスター爆弾の不発弾で死傷するレバノン人の子どもたち、もちろんカナの虐殺27人(子ども17人)・・・、それらすべてを知ろうとしないユダヤ人。

  そういう中で極めて少数派ながら良心的ユダヤ人がいる。ホロコーストで祖父(祖父は妻・娘など家族のほぼすべてを失った)を失った元エルサレム市議会議員メイル・マーガレットさんもそのひとり。彼は次のように言う―─。

「ドイツ兵の前に立つユダヤ人は、イスラエル兵の前に立つパレスチナ人と同じ・・・」

「ホロコーストを理由に何をしても許される、何をしてもいいとイスラエル人は考えがちです、自分たちはひどい目にあった犠牲者なのだからと。それは過去の操作です。現在の行動をすべて正当化するための操作です。それはホロコーストの真のメッセージではないと思います。」


  ノーマン・フィンケルシュタイン『ホロコースト産業 -- 同胞の苦しみを「売り物」にするユダヤ人エリートたち』(立木勝訳、三交社)にも詳しく書かれているが、ユダヤ人が体験したホロコーストが唯一無二のものだという認識の錯誤が、イスラエルをしてユダヤ・ナチの蛮行を平気で繰り返し、それをユダヤ人が熱狂的に支持する元凶なのであろう。

  メイル・マーガレットのように、検問所のパレスチナ人の母の悲しい顔が、ホロコーストで殺されたユダヤ人の家族の悲しい顔と重なれば、そうそれがイスラエルのユダヤ人の多数派の行為として普遍化されるなら、パレスチナの平和はくる。しかし私は改めて不思議に思う。何でまたそんな当たり前の想像力が人に働かないのか?、と・・・。
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