米軍撤退後
投稿者: kibi_dangoro 投稿日時: 2006/12/13 19:40 投稿番号: [99091 / 118550]
アメリカはイラク戦争によってスンニ派の利権を奪ったから
スンニ派ゲリラから攻撃されるわけであり、これはもう修復
のしようがない。その攻撃に押しまくられるからイランの後
押しを受ける亡命シーア派に肩入れせざるを得ないのだが、
この肩入れは矛盾に満ちており、今回少しニュースがある
ように、今はあまりコメントする状況にないサウジやエジプトも、
当然これに異議を主張し、スンニ派を支援することになる。
イランに比べれば、親しい付き合いの長いサウジやエジプト
声こそが本当はより大きく響く。今のアメリカの態度は、いわ
ば「うちへの甘え」である。すなわち、イランへの接近、シー
ア派重視は現時点における「局面」であるが、次の局面では
中東スンニ派の声が高くなる。その時点にはその時点の
「問題の新しい見え方」があるのだ。イラクにおいて国の統一
を安定的に保ちうる主体は資源の無い中部に依拠するスンニ派
しかないし、その実務的実力を備えたものも彼等しかいない。
サドルや亡命イラク人の実体や行動予測は不明確ではあるが、
私は彼等をそう重く見ない。その組織的、思想的強固さは、
たとえばバース党や旧イラク軍残党とは比べ様も無い。いわば
玄人と素人の違いである。フセイン体制ほど極端な形ではない
にしても、早晩スンニ派(及び既存シーア派、イラク統一派)が
イラクを支配するだろうと思う。米軍が撤退すれば、文字通り
蹴散らすだろうよ。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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