国家間のルールについて―武力行使
投稿者: ponta_kubo 投稿日時: 2006/09/06 18:03 投稿番号: [96042 / 118550]
国家間にルールがある、ということは多くの人が同意するところだと思う。
なければ、他国に対する武力行使が非難されることはないだろう。
1.革命直後の混乱に乗じようとイランに侵攻したフセインの行為は正当か。
2.イラン・イラク戦争の最中に生物・化学兵器を使用したフセインの行為は正当か。
3.クウェートの利権を手中にしようとしたフセインの行為は正当か。
4.「現に大量破壊兵器を保持している」としてイラク攻撃をしたブッシュ政権の行為は正当か。
論点はここから始まり、「フセイン政権を打倒したことは正義にかなったことである」「いや、そもそもフセイン政権を打倒したからといって、何も改善してはいないではないか」という方向にスライドしていった。
しかし、1〜3では、フセインが行った「正当な理由がない他国への侵攻」「正当でない武力行使」などの「正当性」が非難の対象となっている。
当初に戻り、「正当性」を論証してみても良いのではないだろうか。
正当性を裏付けるものは、「国家間の秩序」かもしれないし、「人権」や「個人の自由」「民主主義」かもしれない。
ブッシュ氏はそれらを掲げているのだ。
酒気帯び運転で交通事故を起こし、指名手配中の殺人犯を死なせたとき、酒気帯び事故の加害者が免罪されるわけでもないし、平和に一歩近づいたわけでもない。酒気帯び事故と殺人のどちらが悪いかを議論してもしょうがない。
しかし、それに類似した議論が行われているように見える。
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