対イラク武力行使

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イスラエル、そして日本 4

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2006/08/01 07:50 投稿番号: [94488 / 118550]
カナが攻撃されるかどうかは別にして、ブログや記事を読んでいると、今回の無差別攻撃を予測していた人はけっこういたようだ。そのことは、昨日紹介したハーレツ紙のコラムの次の記述にも示唆されている。

「ライス国務長官は軍事カードを必要とし、残念ながら、イスラエルは、これまで彼女にうしたカードを何も提供できていない。現時点でのイスラエルの軍事カードは、ヒズボラとレバノンへの攻撃に加えて、国境近くの2つの村を攻略していることだけ。
戦闘の継続とともに、イスラエルの持つ軍事カードが増えなければ、ヒズボラのロケット兵器庫をレバノン南部に残したまま外交的な解決を迎えることになる。軍事的な解決は必然的に地上での軍事上の現実を反映したものになる。」

つまり、3週間にもなってイスラエル軍が地上でのヒズボラとの戦闘で軍事的に勝利していない、というのがその理由だ。いったんは地上進攻して撤退したまま停戦したら、イスラエル軍は軍事的に敗北したことになる。イスラエル軍はもちろん、ライス国務長官もこれは認められないだろう。停戦交渉に入るには、イスラエル軍が地上戦で軍事的に勝利している「軍事カード」を手に入れて、自分たちの言うとおりにすれば、停戦に応じてあげると言える状況が必要なのだ。

この見方が正しいなら、現状で停戦に至ることはないだろう。ヒズボラは続けるつもりだし、過半数を超えるレバノン国民が反撃を支持しているようだから。

こういうことも、戦争はあくまで最後の外交手段と言われる所以かもしれない。イラクの米軍と同じで、予定通りに事が運ばないと、にっちもさっちもいかなくなる。
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