慎みたい「富田メモ」の過大評価
投稿者: maya_kosmisch 投稿日時: 2006/07/22 01:41 投稿番号: [94158 / 118550]
20日の毎日・日経新聞の夕刊に載っていた「富田メモ」に関して、ノンフィクション作家の上坂冬子氏の言を抜粋してご紹介しましょう。なかなか説得力がある。
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昭和天皇が一部のA級戦犯に好感をもっておられないらしい、といううわさはかねて聞いていた。
うわさの域をでなかったのが、富田朝彦元宮内庁長官のメモとして公表されたのは、それなりに意味がある。(中略)いまA級戦犯をめぐる合祀や分祀で、戦争指導者としての軍人に主眼が注がれているが、松岡元外相、白鳥元大使は文官である。2人とも日独伊三国同盟のために活躍した人物だから、天皇がこの同盟によほど反対しておられたと判断する根拠にはなろうが、それ異常の意味づけは軽々にすべきではなかろう。
それ異常の意味づけとして案じられるのは、この通り天皇がA級戦犯に批判的だったのだから分祀すべきだとか、分祀がだめなら追悼碑設立に踏み切るべきだという意見が勢いづくことだ。だが、今回の目元、昨今話題になっているA級戦犯の合祀論や分祀論とは直接的な関係はない。
このメモひとつを根拠にして、短絡的に、処刑されたA級戦犯を靖国神社から外せということになると、東京裁判であっれほど天皇を戦犯リストに入れないために努力した東条英機元首相の主張とのつじつまが合わなくなる。
東条もと首相が天皇を無罪とするために、いかに努力したかはドキュメントフィルム「東京裁判」として残っているから一目瞭然だ。あの東条証言がなければ、天皇も戦犯として指定されかねない状況であった。
もし、このメモを過大評価して靖国神社からA級戦犯を分祀せよということになれば、新たな論争が起きるだろう。すなわち天皇は東条もと首相の天皇擁護論を知っていたのか、知らなかったのか、ということになり、そのことに端を発して天皇の戦争責任論が蒸し返されることも考えられる。
いまでさえ、処刑されたA級戦犯の中には海軍は一人もおらず、陸軍のみというのはバランスを欠くという反論があるくらいだから、当然、陸軍両軍の統帥権を握っていた天皇の責任を問わないのは法の下の公平を欠くという意見が出てきたとしても無理はない。
オーストラリアのウエップ裁判長が天皇を戦犯にしたかったのに反して、アメリカは日本の戦後処理を円滑に行うために、天皇を戦犯とすれば収集がつかなくなるのを見越してキーナン検事に外すよう指示したことから明らかなように、東京裁判はもともと裁判の名に値しない政治決着である。
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所詮事の真相などというものは、当事者しか分からないものだ。それを分からぬ者達が訳知り顔で、あーでもない、こーでもないと、もっともらしいヘ理屈をこねたところで、それぞれが自己都合の歪んだ判断で蓋をしてしまうから、常に真相は藪の中である。そしていつの間にか真実は歪められ、邪な者達に都合良くすり替えられてしまうのだ。
良識の無いバカチン国家は、己の尺度で決め込んだ「良識や正義」とやらを振りかざし、良識有る国家にさえも「良識が無い」と国民こぞって暴れては、己の無知と良識の無さをさらけ出す。
また、天皇反対であり、かつ靖国神社参拝反対だった側が、天皇が一部のA級戦犯に好感をもっていなかったと分かるや、途端に寝返っては天皇の権威を前面に押し出して、それを「良識」の基準としては己の主張をを正当化しようとする卑しさ。
その卑しき者が自己都合で勝手に認めた「良識ある者達」が、その卑しき者を軽蔑し、嘲笑していると知ったなら、その卑しき者は途端に逆上し、これまで「良識ある者」と公言して憚らなかった者達を、途端に「良識無き者」と叫きちらし、挙げ句の果てには「失望した!裏切られた!」と大騒ぎしては、公に醜態を晒しまくるのだ。己の掌の中だと思い込んでいた北朝鮮に反逆されて、面目を失った中国のマヌケぶりとよく似た現象である。
識別力がなく、思考に一貫性のない恥知らずのバカは、自己保身のためには潜在的敵にも尻尾をふりつつ泣きついてみせ、これまで関わった者達を平気で罵詈雑言の末、潜在的敵達に取り入ろうとする。
実はこの手のバカを、味方のふりをしている者さえ心の中では軽蔑し、危険視しているのである。
どこにでもかような「原始人」はいるものだ。冷静に己の無知と醜悪さを顧みるべきであろうが、残念ながら発達途上の原始脳には、それを見つめるだけの知恵がないから世は混乱するばかりである。実に嘆かわしいことである。
暗愚に光を。アーメン
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昭和天皇が一部のA級戦犯に好感をもっておられないらしい、といううわさはかねて聞いていた。
うわさの域をでなかったのが、富田朝彦元宮内庁長官のメモとして公表されたのは、それなりに意味がある。(中略)いまA級戦犯をめぐる合祀や分祀で、戦争指導者としての軍人に主眼が注がれているが、松岡元外相、白鳥元大使は文官である。2人とも日独伊三国同盟のために活躍した人物だから、天皇がこの同盟によほど反対しておられたと判断する根拠にはなろうが、それ異常の意味づけは軽々にすべきではなかろう。
それ異常の意味づけとして案じられるのは、この通り天皇がA級戦犯に批判的だったのだから分祀すべきだとか、分祀がだめなら追悼碑設立に踏み切るべきだという意見が勢いづくことだ。だが、今回の目元、昨今話題になっているA級戦犯の合祀論や分祀論とは直接的な関係はない。
このメモひとつを根拠にして、短絡的に、処刑されたA級戦犯を靖国神社から外せということになると、東京裁判であっれほど天皇を戦犯リストに入れないために努力した東条英機元首相の主張とのつじつまが合わなくなる。
東条もと首相が天皇を無罪とするために、いかに努力したかはドキュメントフィルム「東京裁判」として残っているから一目瞭然だ。あの東条証言がなければ、天皇も戦犯として指定されかねない状況であった。
もし、このメモを過大評価して靖国神社からA級戦犯を分祀せよということになれば、新たな論争が起きるだろう。すなわち天皇は東条もと首相の天皇擁護論を知っていたのか、知らなかったのか、ということになり、そのことに端を発して天皇の戦争責任論が蒸し返されることも考えられる。
いまでさえ、処刑されたA級戦犯の中には海軍は一人もおらず、陸軍のみというのはバランスを欠くという反論があるくらいだから、当然、陸軍両軍の統帥権を握っていた天皇の責任を問わないのは法の下の公平を欠くという意見が出てきたとしても無理はない。
オーストラリアのウエップ裁判長が天皇を戦犯にしたかったのに反して、アメリカは日本の戦後処理を円滑に行うために、天皇を戦犯とすれば収集がつかなくなるのを見越してキーナン検事に外すよう指示したことから明らかなように、東京裁判はもともと裁判の名に値しない政治決着である。
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所詮事の真相などというものは、当事者しか分からないものだ。それを分からぬ者達が訳知り顔で、あーでもない、こーでもないと、もっともらしいヘ理屈をこねたところで、それぞれが自己都合の歪んだ判断で蓋をしてしまうから、常に真相は藪の中である。そしていつの間にか真実は歪められ、邪な者達に都合良くすり替えられてしまうのだ。
良識の無いバカチン国家は、己の尺度で決め込んだ「良識や正義」とやらを振りかざし、良識有る国家にさえも「良識が無い」と国民こぞって暴れては、己の無知と良識の無さをさらけ出す。
また、天皇反対であり、かつ靖国神社参拝反対だった側が、天皇が一部のA級戦犯に好感をもっていなかったと分かるや、途端に寝返っては天皇の権威を前面に押し出して、それを「良識」の基準としては己の主張をを正当化しようとする卑しさ。
その卑しき者が自己都合で勝手に認めた「良識ある者達」が、その卑しき者を軽蔑し、嘲笑していると知ったなら、その卑しき者は途端に逆上し、これまで「良識ある者」と公言して憚らなかった者達を、途端に「良識無き者」と叫きちらし、挙げ句の果てには「失望した!裏切られた!」と大騒ぎしては、公に醜態を晒しまくるのだ。己の掌の中だと思い込んでいた北朝鮮に反逆されて、面目を失った中国のマヌケぶりとよく似た現象である。
識別力がなく、思考に一貫性のない恥知らずのバカは、自己保身のためには潜在的敵にも尻尾をふりつつ泣きついてみせ、これまで関わった者達を平気で罵詈雑言の末、潜在的敵達に取り入ろうとする。
実はこの手のバカを、味方のふりをしている者さえ心の中では軽蔑し、危険視しているのである。
どこにでもかような「原始人」はいるものだ。冷静に己の無知と醜悪さを顧みるべきであろうが、残念ながら発達途上の原始脳には、それを見つめるだけの知恵がないから世は混乱するばかりである。実に嘆かわしいことである。
暗愚に光を。アーメン
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