対イラク武力行使

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きわめて単純な事実

投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2006/06/24 18:37 投稿番号: [93032 / 118550]
主要であるかどうかに関係なく、イラク政治に関する英米メディアの記事を読んでいると、また米国人ブログを読んでいると、現在のイラク情勢を考える上で大前提にすべき、きわめて単純な事実を見落とすことがある。それは、米軍によって厳重に警護された、グリーンゾーンという要塞の中でイラク政治が行われているということだ。

日本に例えてみれば、霞ヶ関、永田町、皇居一体が壁によって要塞化され、その要塞に入るには、米軍の検問を通らなければならない。中で武器を持つのは米兵をはじめとする占領軍の人間だけであり、米大使館員は皇居に陣取って、議会や各省庁の指揮をする。要塞内にいる日本の政治家は、また、要塞に通う政治家、職員も、当然、唯一武器を所有する占領軍(つまり米軍)の脅迫・監視下にあり、下手なことは言えない。言えば、いつどこから攻撃を受けるか、最悪、暗殺されるか分かったものではない。これが、日本に例えた現在のグリーンゾーンの状況である。

このように見ていくと、例えば「民主的な選挙」で選ばれたはずのスンニ派の政治家、あるいはシーア派の政治家さえも、グリーンゾーン内に入ることを妨害される事件がけっこう起きていた理由が何となく理解できる。
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