「テロリズム」か「レジスタンス」か
投稿者: consu2346 投稿日時: 2006/05/14 08:37 投稿番号: [91458 / 118550]
2006/1/29
前大戦中、独ナチスに支配されていた仏で「レジスタンス」が起こった。
この時、政権を握っていたのはヴィシー、ナチスの傀儡政権である。
「レジスタンス」は、このナチスの支配に抵抗する運動で、
テロ活動も含まれていた。終戦後この抵抗運動は絶賛され、
今では、仏国の誇りとなっている。
(そのせいか、仏人はツーマッチ、いやスリー・マッチ生意気・・・)
一般的には「パルチザン」と云う抵抗武力闘争が
歴史的には存在し、ゲリラ活動の結果政権を握ると、
それが正義となる。韓国の抗日戦争しかり。中国しかり。
日本では「勝てば官軍」、暗殺を続けた勤皇の志士は
今考えると間違いなく「テロリスト」であった。
つまるところ、結果として、勝者が「正義」と書かれる。
(この時、幕府側が勝っていれば、「勝てば幕軍」の
言葉が残ったろう)
イスラエル、米英が「テロリスト」と呼び、ゲリラ活動を実行
する集団だけを「狂気」とし、虫けらのように扱い、
刑務所では彼らが忌み嫌う犬をけしかける。しかし、
大事な事は、「テロ」を含むゲリラ活動の原因を考えねば
ならない。またそこを考えなければ、問題の根本解決は
絶対にできない。
日本でコタツに入っていて、TVを見ているだけでは
想像もつかないが(事実、私も27年前、アラブ入りする
まではそうだった)パレスチナの女子高生が自爆テロ
を実行する、その心情を想像しなければ、今のアラブの
混乱を解く過程を見出だすことはできない。
米英軍の突出した軍事力、それに頼る為政者、その
軍・警察に対する命を賭けた抵抗の形がテロ行為と
して現れている。
丸裸にされ、放り出され、さらに鞭打たれる。
そんな集団がせめてもと、目の前の足に噛み付く、
それまで否定はできないだろう。できないくても、
少なくともその心情は理解しなくてはならない。
できないのは、結果として鞭打つ方に廻って
いる。
これを武力だけの制圧を期しても、とても本当の解決
にならないであろう。武力制圧政策を使う米英軍の元では
その根本的観点を変える意が無い限り、アラブでも
いや、たかだかイラクにも、和平の達成など、とてつもなく
難しい事だ。
これは メッセージ 91457 (consu2346 さん)への返信です.
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