イラク・ラウンドアップ 7(さらに補足)
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2006/04/23 18:53 投稿番号: [90912 / 118550]
今日は一日テニスのやりすぎで頭が疲れているが、シーア派UIAが推す次期首相候補がジャファリ氏からマリキ氏に変わったことについて、ちょっと思い付くことを書いておこう。この背景はなかなか興味深い。何のことはない二人ともダーワ党で、米国が毛嫌いしているサドル派に個人的にどちらが近いかとなると、報道を読む限り、マリキ氏の方が近い。しかし、そうした違いはあるにしても、今回の交代劇は、実質的には単に首相候補の名前が変わっただけという印象がある。
さらに興味深いのは、イラク駐在米大使、さらには米英の外相までジャファリ氏に辞退を促したにもかかわらず(両外相はわざわざバグダッドに赴いている)、頑として受け付けなかったジャファリ氏が、本当に突然、辞退を表明したことだ。その間の出来事といえば、ブッシュくんの親書をはじめとして、内戦か?とも思われる宗派間抗争が起きて以来、米国からのメッセージをいっさい無視してきた、イラクにおけるシーア派最高権威のシスターニ師が国連特使に会い、その結果としてジャファリ氏の辞退表明に至ったと思われることだ。
米英と国連が伝えるメッセージは違いは何だろうか?
シスターニ師は国連の何を重視したのだろうか?
国連特使が何を言ったのか?ちょっと読んだだけだが、今のところ、宗派対立の解消のためにとかの建前の記事があるだけで、実際の内容を伝えるものは見あたらない。
いずれにしても、ジャファリ氏のときと同じで、サドル派はキングメーカーの立場を維持している。俺には、この交代劇が、ブッシュくんのお仲間と米国マスコミへのプレゼントのように思える。そして、このプレゼントへの見返りは何だったのか、ということが興味深い。何がシスターニ師を説得する材料になったのか?
これは メッセージ 90889 (masajuly2001 さん)への返信です.
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