ミサイル防衛と【民間技術】
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2005/12/27 23:49 投稿番号: [86045 / 118550]
神浦元彰氏のHPから・・
★ミサイル防衛(MD)
日米共同開発を決定
政府「武器輸出 厳格に管理」
武器輸出「なし崩し」懸念
ミサイル防衛開発
「第3国移転」も不透明
(毎日 12月24日 夕刊)
[概要]政府は24日の安全保障会議と閣議で、ミサイル防衛(MD)システムの次世代迎撃ミサイルの日米共同開発へ来年度からの参加を正式に決めた。
閣議後、官房長談話が発表され、「(開発する武器の対米技術は)厳格な管理の下に供与する」と表明した。
具体的には来年4月にも米側と交換公文を交わし、米国に輸出される兵器部品が、第3国に渡る場合や、当初の目的以外に使用される場合は、日本の同意が条件になることを米側に確約させる。
次世代の迎撃ミサイルは海上配備型(イージス艦搭載)のSM3を、直径34センチから53センチに大型化し、防衛範囲(射程)の拡大を目指すという。開発は15年ごろに終了する予定。
ここで日本から米国に輸出された兵器技術は、例え日本の合意を得て第3国に移転されても、その後の移転は追跡できにくい。また日本のロケットモーターなどは他のミサイル技術への転用も可能で、「なし崩し」的に日本の武器輸出3原則が崩れることが懸念される。
[コメント]次世代の弾道弾迎撃ミサイルは射程を2倍にして、囮(おとり)などの偽弾頭にも対応できるという。しかし、そんな紙に描いた餅を信じることはできない。
次世代MDでも対抗策はいくらでも考えることが出来る。また次世代MDはこれから開発するものだから、なんとでも高性能を誇示することができる。
しかし過去の対弾道ミサイル防衛開発のように、結局、開発が中止された実例を無視するわけにはいかない。
【いつも最初は夢のような構想をぶち上げ、莫大な開発資金を投入させる。】そして結局、開発に失敗して誰も責任を取らない。そのような歴史が何度も繰り返されてきた。
そのようなMD開発費の奪い合いと、同時に問題になるのはも【日本の民間技術が奪われること】である。
日本の軍事技術はアメリとは比べものにならないほど低い。
しかし日本の民間技術でありながら軍事(兵器)に転用できて、アメリカの軍事技術より勝っているものは意外と多い。
そのような民間技術をMDの共同開発を口実にアメリカに奪われる可能性が高いといえる。
逆にある面で、アメリカはMD日米共同開発を、日本がアメリカの最新技術を盗むために仕組んだと考えている。
だからアメリカは兵器部品の至るところで「ブッラクボックス」を作り、最新技術が日本に漏れることを防いでいる。
しかし日本にはそのような技術防衛に関する認識がない。
日本が「ブッラクボックス」を作ることなど、まったく日本側は想定していないだろう。
だから昨日の官房長談話のように、「交換公文で確約」という曖昧な対応になってしまう。
日本政府は兵器技術に関する国益保護という概念は薄いと思う。
しかしMD共同開発で日本側の最先端技術がアメリカに奪われれば、日本の重要な国益を失うことになる。
【地下資源がない日本で、民間企業が持つ世界最先端技術は国の宝である。】
今後日本は、次世代MD開発費に06年から14年までの9年間で1170億円〜1400億円を分担する。
これは開発費全体の約半分である。しかしその金額以上に日本が世界に誇る最先端技術をアメリカに奪われる可能性が高い。
しかしアメリカは最先端技術が日本に盗まれないようにあらゆる場所に「ブッラクボックス」のカギをかけることは忘れない。
次世代MDの日米共同開発には、そのような危険な罠が日本に仕掛けられていることも忘れないで欲しい。
http://www.kamiura.com/new.html
★ミサイル防衛(MD)
日米共同開発を決定
政府「武器輸出 厳格に管理」
武器輸出「なし崩し」懸念
ミサイル防衛開発
「第3国移転」も不透明
(毎日 12月24日 夕刊)
[概要]政府は24日の安全保障会議と閣議で、ミサイル防衛(MD)システムの次世代迎撃ミサイルの日米共同開発へ来年度からの参加を正式に決めた。
閣議後、官房長談話が発表され、「(開発する武器の対米技術は)厳格な管理の下に供与する」と表明した。
具体的には来年4月にも米側と交換公文を交わし、米国に輸出される兵器部品が、第3国に渡る場合や、当初の目的以外に使用される場合は、日本の同意が条件になることを米側に確約させる。
次世代の迎撃ミサイルは海上配備型(イージス艦搭載)のSM3を、直径34センチから53センチに大型化し、防衛範囲(射程)の拡大を目指すという。開発は15年ごろに終了する予定。
ここで日本から米国に輸出された兵器技術は、例え日本の合意を得て第3国に移転されても、その後の移転は追跡できにくい。また日本のロケットモーターなどは他のミサイル技術への転用も可能で、「なし崩し」的に日本の武器輸出3原則が崩れることが懸念される。
[コメント]次世代の弾道弾迎撃ミサイルは射程を2倍にして、囮(おとり)などの偽弾頭にも対応できるという。しかし、そんな紙に描いた餅を信じることはできない。
次世代MDでも対抗策はいくらでも考えることが出来る。また次世代MDはこれから開発するものだから、なんとでも高性能を誇示することができる。
しかし過去の対弾道ミサイル防衛開発のように、結局、開発が中止された実例を無視するわけにはいかない。
【いつも最初は夢のような構想をぶち上げ、莫大な開発資金を投入させる。】そして結局、開発に失敗して誰も責任を取らない。そのような歴史が何度も繰り返されてきた。
そのようなMD開発費の奪い合いと、同時に問題になるのはも【日本の民間技術が奪われること】である。
日本の軍事技術はアメリとは比べものにならないほど低い。
しかし日本の民間技術でありながら軍事(兵器)に転用できて、アメリカの軍事技術より勝っているものは意外と多い。
そのような民間技術をMDの共同開発を口実にアメリカに奪われる可能性が高いといえる。
逆にある面で、アメリカはMD日米共同開発を、日本がアメリカの最新技術を盗むために仕組んだと考えている。
だからアメリカは兵器部品の至るところで「ブッラクボックス」を作り、最新技術が日本に漏れることを防いでいる。
しかし日本にはそのような技術防衛に関する認識がない。
日本が「ブッラクボックス」を作ることなど、まったく日本側は想定していないだろう。
だから昨日の官房長談話のように、「交換公文で確約」という曖昧な対応になってしまう。
日本政府は兵器技術に関する国益保護という概念は薄いと思う。
しかしMD共同開発で日本側の最先端技術がアメリカに奪われれば、日本の重要な国益を失うことになる。
【地下資源がない日本で、民間企業が持つ世界最先端技術は国の宝である。】
今後日本は、次世代MD開発費に06年から14年までの9年間で1170億円〜1400億円を分担する。
これは開発費全体の約半分である。しかしその金額以上に日本が世界に誇る最先端技術をアメリカに奪われる可能性が高い。
しかしアメリカは最先端技術が日本に盗まれないようにあらゆる場所に「ブッラクボックス」のカギをかけることは忘れない。
次世代MDの日米共同開発には、そのような危険な罠が日本に仕掛けられていることも忘れないで欲しい。
http://www.kamiura.com/new.html
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