Re: ラマディ:アルカイダ?
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/12/02 16:55 投稿番号: [85135 / 118550]
この事件は、どう見ても「ザルカウィ派、ここにあり!」というデモンストレーションですね。
市内に米軍が居ない時に実行され、米軍に被害を与えるどころか、ラマディの県庁舎を占拠していたイラク治安部隊も反撃せず、被害はゼロ。「イラクのアルカイダ機構」は、最初から「戦闘」や「占拠」が目的ではなく、自らの存在を、ラマディ市民、イラク国民および国際世論に知らしめることだったと見て、ほぼ間違いはないでしょう。
このデモンストレーションによる、ザルカウィ派のメリッットは何もありません。また、これは「ザルカウィ派の存在が米軍に攻撃の口実を与える」と考えている、ラマディ市民やレジスタンス組織にとって、一番やって欲しくない行為です。
一方、今月の選挙に向けて、ラマディの支配権を握りたいと思い、大軍でラマディを包囲している米軍にとって、このデモンストレーションは格好の攻撃口実を与えてくれる、ありがたい行為です。庁舎警備の治安部隊が一切反撃せず、米軍の航空戦力も集結した「テロリスト」を一切攻撃しなかった理由は、ここにあるのではないでしょうか?
今年5月に、レジスタンス部隊がラマディ庁舎を攻撃した時、守備兵のイラク治安部隊と米軍は激しく反撃し、数時間にわたる戦闘を繰り広げています。当然、大勢の死傷者が出、装備も被害を受けました。守備隊は一時、撤退を余儀なくされましたが、米軍の航空戦力が到着するや、ゲリラは素早く退去しています。
しかし、今回は米軍の戦闘ヘリが到着しても「ゲリラ」は逃げず、ビラくばりなどという悠長なことをやっています。これは「米軍ヘリが我々を攻撃することはない」という確信があってのことだと考えられます。
今回の奇妙な事件を少し掘り下げれば、いわゆる「ザルカウィ派」と呼ばれる集団の正体を解き明かす、重大なヒントになるかも知れませんね。
これは メッセージ 85126 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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