マ司令官の感動物語…そのロジックは如何に
投稿者: buttamurderer 投稿日時: 2005/11/28 22:15 投稿番号: [85008 / 118550]
感動秘話が好きな人は何時までもそれを信じていれば、幸せであろうから詳しくは述べないが
豊下楢彦氏の「天皇・マッカーサー会見の歴史的位置」…を読むと良く分かる事がある。
マッカーサーは、当時占領政策の遂行の為に、十分利用価値のある天皇を、天皇の戦争責任を追及する他の連合国と本国議会から守らなければならなかった。
それには、「対米開戦に、自らは反対したが、潔くその責任は認める高潔なる天皇」と言うロジックが必要であったわけだ。
政治顧問のアチソンは、マッカーサーから直接聞いた天皇の発言として
「私は日本国民の指導者であり、したがって日本国民の行動に責任がある」
と述べ、それと同時に
「真珠湾攻撃に関しては、私は東条に欺かれた」とも述べていたと本国に送っている。
そして、マッカーサーは、この天皇の「高潔」と「保身」の発言を、上手く自分自身の立てたロジックの中に取り入れていった…と、私は思う。
もちろん、マッカーサーと天皇の会見を記した綿密な速記録が無い以上は、
ただ単純に…「自らに全責任が有る…」と言った天皇に対して「この勇気に満ちた態度は、私の骨のズイまでゆり動かした」(「マッカーサー回想録」)…と、信じるのも自由だが…私は、歴史はそんな単純なものではないと思っている。
>明治維新が、幕府と維新組に別れても、内乱にならず植民地化しないですんだのは、天皇制があったからともいえるんですよ。
と言う貴方の御意見も
「太平洋戦争によって日本を焦土と化してしまった事に対しても、天皇制にその原因が有る」と言う意見にも
有る程度の真実と、有る程度の嘘がある…と、私は見ている。
その上で、本日只今の状況に置ける「天皇制の意義」とはどこに有るのか…私は、それを考えているわけである…
これは メッセージ 84999 (moriya99 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/85008.html