対イラク武力行使

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Re: イラン大統領「イスラエル抹消」発言

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/11/01 08:59 投稿番号: [83721 / 118550]
>だだ、今のイランの置かれている状況は、うかつに米国あたりに
>口実を与えてもよいとは思えないよ。

  それは私も同意です。ですから、私はアフマディネジャド氏の発言を支持はしません。しかし「口実を与えた」側に(ブッシュ政権暴走による)悲劇の責任がある…というのなら、それに対しては不同意です。

  たとえ国内強硬派向けのコメントであっても、首長による過激で不穏当な発言が、ブッシュ政権の「暴走」を誘発するからとの理由で「控えるべき」だと言えば、それはまさにブッシュ政権の「思う壷」です。「ならず者国家」なんて挑発を受けたら、首長は何か言い返さなければ、国民から「腰抜け」だと思われます。ブッシュ政権が暴発しやすいからと言って、他国から「恭順外交」を強いられる義理はないのです。

  外交の舞台では、直接の抗議や申し入れ以外にも、プレス発表や国内の任意団体の集会、講演などで、故意に不穏当な発言をして、牽制や挑発に利用するテクが一般的です。ブレア首相がプレス向けに「イランに対する武力行使の選択肢も排除しない」とコメントしたのも、イランから妥協を引き出そうとする「牽制」です。アフマディネジャド氏は、これに直接抗議するかわりに、「我々は武力による脅しに屈服しない」という姿勢を、外交問題化されない範囲で表明したのだろう…と私は見ています。

  米英にとって、シリア、イラン(そしてサウジアラビア)への侵略は既定路線です。イランが軟化すれば攻撃しないなんてことは100%あり得ません。2003年に国連の武器査察を全面受け入れし、通常兵器(アッサムードⅡ)の廃棄までして見せたイラクが、それでも攻撃を受けた経緯から、米英には「恭順外交」など通用しない…口実なんか、なんとでもこじつけるし、どうしてもなければ捏造するだろうということが、世界中に知られてしまったのです。

  そんな中で、「不用意」な強硬発言は慎むべきだとしても、今回のような反発覚悟の強硬発言は非難に値しないと思っています。イラン政府は、国際法や条約に反しない範囲で、自衛のための軍備や民間統制を進める権利を有しており、品位には欠けるとしても、首長が「過激発言」をする権利だってあります。それが、外交政策として得策であるか否かは私たちが判断することではなく、イラン国民が判断することでしょう。
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