ピンポイント爆撃について
投稿者: revolver_1945 投稿日時: 2005/10/23 14:52 投稿番号: [83307 / 118550]
米英軍の「ピンポイント爆撃」の実態がどのようなものであったのかという資
料を探してみたが、探し方が上手でないので、以下のような資料が自分のハー
ドディスクの中にあったのを見つけただけだった。(良い資料をすぐに見つけ
出せる方がいらっしゃったら、ご提供をお願いします)
**********************************************************************
米英軍の空爆に3万発、精密誘導弾は68% イラク戦争
イラク戦争で米英軍が空爆に用いた兵器は約3万発にのぼり、このうち、目
標を正確にたたく精密誘導弾の比率は当初の想定を下回る68%にとどまった
ことが両軍の内部資料で明らかになった。
4月末における両軍の集計を示す資料によると、開戦後、空と海からイラク
へ撃たれた兵器の総数は2万9199発。精密誘導のハイテク型が68.3%
に相当する1万9948発にのぼった。
最も命中率が高いとされるレーザー誘導弾が8618、GPS(全地球測位
システム)誘導弾が6542、誘導システムを持つ改良型クラスター(集束)
爆弾も908発。英仏が共同開発し、初めて実戦投入された巡航ミサイル「ス
トーム・シャドー」など英軍のハイテク兵器も679にのぼった。
米国防総省などによると、湾岸戦争での精密誘導兵器の比率は10%未満で、
アフガニスタン戦争では約60%だった。同省当局者はイラク戦争の開戦前、
民間人被害を防ぐためとして「全体の8〜9割を占める」との見通しを明らか
にしていた。
英軍に近い消息筋によると、「衝撃と恐怖」と称された当初の猛烈な空爆で
は実際に爆弾の90%以上をハイテク型が占めた。しかし、開戦直後のイラク
側の民兵組織の予想外の抵抗などにより、空爆の出撃数も増えたとみられる。
(朝日新聞 2003/05/29 06:09)
**********************************************************************
通常爆弾の使用は、米英軍側の発表では三分の一程度ということだけれど、信
頼できるだろうか? 正確な数字は軍しか把握してないだろうから、検証のし
ようもないが…。
ピンポイント爆撃が華々しく登場した湾岸戦争のときは、実際は1割程度を占
めたに過ぎなかったらしい。アフガニスタンのときは6割だったようだ。
もっとも、“ピンポイント”といっても、数メートルから10メートル前後の
誤差はあるとか聞いているが? (それに、残り三分の一の通常爆弾について
は、爆撃ボタンを操作する人の「技術」や「勘」に頼っていることに変わりは
ない)
それから、通常爆弾としては、最大の破壊力のデージーカッターはイラク戦争
においても使用されているようだ。2003年4月2日のロイター通信は、イラク南
部の戦闘で使用されたことを伝えている。
この爆弾では、ピンポイントもへったくれもないと思われる。
だいたい「衝撃と恐怖」などという趣味の悪い命名からして、この爆撃の意図
は明らかだ。イラク国民に対して、アメリカの軍事力と、逆らうものはこうな
るのだという残虐さを誇示して、戦意喪失を狙ったものなのだ。
第二次世界大戦の頃の、無差別絨毯爆撃とは様相を異にしているが、だからと
いって「人道的」などというのはどうかしている。
機械で爆弾を正確に誘導するとしても、目標を設定するのはあくまでも人間だ。
おそらく偵察機やスパイなどの情報を元に設定するのだろうが、このとき判断
を間違うことは十分ありうるし、実際にある。とんでもないものを軍事施設と
勘違いしたりする。
しかし、そんな瑣末なことより、重要なことは、この戦争を仕掛けた側に正当
性がないということだ。よその国の都市に爆弾を何万発も落とすということは、
それがたとえ軍事施設であろうとも、言語に絶する暴虐なのだ。
そうでないというのなら、そういう人には、天が是非爆撃される側の経験を与
えてやってくれないかと思わないでもない。最新型の爆弾やクラスター爆弾な
どを雨あられと降らせて、ついでに「君たちを自由にする、民主主義を与える、
感謝しろ」なんていうメッセージもつけてやるといいだろう。
料を探してみたが、探し方が上手でないので、以下のような資料が自分のハー
ドディスクの中にあったのを見つけただけだった。(良い資料をすぐに見つけ
出せる方がいらっしゃったら、ご提供をお願いします)
**********************************************************************
米英軍の空爆に3万発、精密誘導弾は68% イラク戦争
イラク戦争で米英軍が空爆に用いた兵器は約3万発にのぼり、このうち、目
標を正確にたたく精密誘導弾の比率は当初の想定を下回る68%にとどまった
ことが両軍の内部資料で明らかになった。
4月末における両軍の集計を示す資料によると、開戦後、空と海からイラク
へ撃たれた兵器の総数は2万9199発。精密誘導のハイテク型が68.3%
に相当する1万9948発にのぼった。
最も命中率が高いとされるレーザー誘導弾が8618、GPS(全地球測位
システム)誘導弾が6542、誘導システムを持つ改良型クラスター(集束)
爆弾も908発。英仏が共同開発し、初めて実戦投入された巡航ミサイル「ス
トーム・シャドー」など英軍のハイテク兵器も679にのぼった。
米国防総省などによると、湾岸戦争での精密誘導兵器の比率は10%未満で、
アフガニスタン戦争では約60%だった。同省当局者はイラク戦争の開戦前、
民間人被害を防ぐためとして「全体の8〜9割を占める」との見通しを明らか
にしていた。
英軍に近い消息筋によると、「衝撃と恐怖」と称された当初の猛烈な空爆で
は実際に爆弾の90%以上をハイテク型が占めた。しかし、開戦直後のイラク
側の民兵組織の予想外の抵抗などにより、空爆の出撃数も増えたとみられる。
(朝日新聞 2003/05/29 06:09)
**********************************************************************
通常爆弾の使用は、米英軍側の発表では三分の一程度ということだけれど、信
頼できるだろうか? 正確な数字は軍しか把握してないだろうから、検証のし
ようもないが…。
ピンポイント爆撃が華々しく登場した湾岸戦争のときは、実際は1割程度を占
めたに過ぎなかったらしい。アフガニスタンのときは6割だったようだ。
もっとも、“ピンポイント”といっても、数メートルから10メートル前後の
誤差はあるとか聞いているが? (それに、残り三分の一の通常爆弾について
は、爆撃ボタンを操作する人の「技術」や「勘」に頼っていることに変わりは
ない)
それから、通常爆弾としては、最大の破壊力のデージーカッターはイラク戦争
においても使用されているようだ。2003年4月2日のロイター通信は、イラク南
部の戦闘で使用されたことを伝えている。
この爆弾では、ピンポイントもへったくれもないと思われる。
だいたい「衝撃と恐怖」などという趣味の悪い命名からして、この爆撃の意図
は明らかだ。イラク国民に対して、アメリカの軍事力と、逆らうものはこうな
るのだという残虐さを誇示して、戦意喪失を狙ったものなのだ。
第二次世界大戦の頃の、無差別絨毯爆撃とは様相を異にしているが、だからと
いって「人道的」などというのはどうかしている。
機械で爆弾を正確に誘導するとしても、目標を設定するのはあくまでも人間だ。
おそらく偵察機やスパイなどの情報を元に設定するのだろうが、このとき判断
を間違うことは十分ありうるし、実際にある。とんでもないものを軍事施設と
勘違いしたりする。
しかし、そんな瑣末なことより、重要なことは、この戦争を仕掛けた側に正当
性がないということだ。よその国の都市に爆弾を何万発も落とすということは、
それがたとえ軍事施設であろうとも、言語に絶する暴虐なのだ。
そうでないというのなら、そういう人には、天が是非爆撃される側の経験を与
えてやってくれないかと思わないでもない。最新型の爆弾やクラスター爆弾な
どを雨あられと降らせて、ついでに「君たちを自由にする、民主主義を与える、
感謝しろ」なんていうメッセージもつけてやるといいだろう。
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/83307.html