続き
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2005/10/14 00:02 投稿番号: [82699 / 118550]
過剰揚水による地下水の減少や塩害は、アメリカばかりでなく、中国の華北平原や北アフリカやインドなど、世界各地の穀倉地帯で起きている。
温暖化によると見られる異常気象によっても水不足が発生している。
今年の夏はフランスやスペインなど欧州西部で水不足が深刻化し、フランスでは「過去50年以上で例のない干ばつ」だとして灌漑が禁止された。
知ってのとおり現代農業は大量の石油消費に依存している。
ほとんど世界中で1970年代に「緑の革命」などと称して伝統的農業は破壊された。
大量の水と化学肥料に依存する農業形態に変化したのだ。その結果、水や石油が不足すればただちに食糧価格の上昇、食糧不足に直結する。
・・
つまり自然の制約上、世界中の人がアメリカや日本のような生活をおくることはできないということだ。
それを無理に続けようとすれば、世界の貧富の格差はさらに拡大し、一握りの富裕層だけが豪華に暮らし、それ以外の大多数は貧困化する。
そんな社会は決して平和と安定をもたらさないことは、すでに歴史が実証している。
エコロジカル・フットプリント
人間の幸福感や満足度、そして地球のキャパシティを考えると、30年くらい前の生活水準に戻ることが、持続可能な社会に向けたひとつの選択肢だ。
1975年頃の生活である。それならばエコロジカル・フットプリントも地球1個分でまかなえ、日本では子どもたちの健康状態が最もよかった。
・・
日本では農業従事者の高齢化が目立ち、「食料・農業・農村白書(平成12年度)」によると、65歳以上の高齢者が51・2%を占めている。
欧州諸国の高齢者の割合は、フランスで3・9%、イギリスで7・8%である。
むしろ35歳未満の割合が、フランスで28・2%、イギリスで31・7%と、若年層が農業に従事している。
日本では同年齢の割合は2・9%にすぎず、きわめて危機的な年齢分布となっている。このままでは日本の農業そのものが崩壊してしまうだろう。
さいわい日本にはたくさんの山林が残っている。
きちんとした管理を行えば貴重な水を循環利用することができる。
豊かな水を活かし、日本の風土に適した農業を再生していくことが必要なのだ。
それは食糧自給率を高めるだけでなく、中山間地の農林業を活性化させ、水循環を育み、地球温暖化の防止にもつながる。
・・・
(エコアクション名古屋)
(2005年10月5日発行 『SENKI』 1191号4面から)
http://www.asyura2.com/0505/bd41/msg/545.html
温暖化によると見られる異常気象によっても水不足が発生している。
今年の夏はフランスやスペインなど欧州西部で水不足が深刻化し、フランスでは「過去50年以上で例のない干ばつ」だとして灌漑が禁止された。
知ってのとおり現代農業は大量の石油消費に依存している。
ほとんど世界中で1970年代に「緑の革命」などと称して伝統的農業は破壊された。
大量の水と化学肥料に依存する農業形態に変化したのだ。その結果、水や石油が不足すればただちに食糧価格の上昇、食糧不足に直結する。
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つまり自然の制約上、世界中の人がアメリカや日本のような生活をおくることはできないということだ。
それを無理に続けようとすれば、世界の貧富の格差はさらに拡大し、一握りの富裕層だけが豪華に暮らし、それ以外の大多数は貧困化する。
そんな社会は決して平和と安定をもたらさないことは、すでに歴史が実証している。
エコロジカル・フットプリント
人間の幸福感や満足度、そして地球のキャパシティを考えると、30年くらい前の生活水準に戻ることが、持続可能な社会に向けたひとつの選択肢だ。
1975年頃の生活である。それならばエコロジカル・フットプリントも地球1個分でまかなえ、日本では子どもたちの健康状態が最もよかった。
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日本では農業従事者の高齢化が目立ち、「食料・農業・農村白書(平成12年度)」によると、65歳以上の高齢者が51・2%を占めている。
欧州諸国の高齢者の割合は、フランスで3・9%、イギリスで7・8%である。
むしろ35歳未満の割合が、フランスで28・2%、イギリスで31・7%と、若年層が農業に従事している。
日本では同年齢の割合は2・9%にすぎず、きわめて危機的な年齢分布となっている。このままでは日本の農業そのものが崩壊してしまうだろう。
さいわい日本にはたくさんの山林が残っている。
きちんとした管理を行えば貴重な水を循環利用することができる。
豊かな水を活かし、日本の風土に適した農業を再生していくことが必要なのだ。
それは食糧自給率を高めるだけでなく、中山間地の農林業を活性化させ、水循環を育み、地球温暖化の防止にもつながる。
・・・
(エコアクション名古屋)
(2005年10月5日発行 『SENKI』 1191号4面から)
http://www.asyura2.com/0505/bd41/msg/545.html
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