「神の声」論争について
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/10/09 16:32 投稿番号: [82221 / 118550]
>BBCの番組で証言が取り入れられた副首相は金曜日、
>「神が文字どおり彼(ブッシュ)の耳元でささやいたとか、
>天使ガブリエルが直接神からの伝言を伝えたなどとは
>考えませんでした。ただブッシュ大統領の中東への固い
>信念だと受け取りました」と説明している。
2003年の7月に、この「神の声」発言が取り上げられたとき、私もシャース氏と同様の受け止め方をしました。つまり「神の声」云々は、開戦の根拠を説明する困難さから逃れるための「方便」であり、なにもブッシュ氏が精神錯乱を起こして幻聴を聞いた…などという意味じゃないってことです。
まあ、よほど狂信的な人でない限り、ブッシュ氏が本当に神の声を聞いたなんて信じる人は居ないでしょう。会談に参加したパレスチナ高官たちも、当然真に受けなかったでしょうし、ブッシュ氏自身(発言が事実だとしても)、なんらかの「比喩論」だという暗黙の合意に基づいてのことだと思います。
であれば、問題は発言の字句ではなく含意にあります。「パレスチナ国家設立への強い信念」を示すために、「これは、アフガンやイラク同様『神のご意志』なのだ」程度のことは、語っていたとしても何ら不思議じゃないし、ブッシュ氏は他の席でも同様の意味の事を何度を言っています。
BBCで伝えられた通りのことが「一字一句間違いなく」首脳会談で語られたかどうかなんてことは問題じゃないのです。「そういう意味のこと」が語られたことは、ほぼ間違いない事実であり、それはブッシュ氏の精神錯乱や幼稚さ加減等を意味するものではなく、開戦根拠の薄弱さを意味するものだという認識さえあれば「言った」とか「言わない」とかで大人げなく揉めるような話でもないように思います。
シャース氏は、ブッシュ氏のコメントが「言葉どおり(の意味)ではない」と言っています。わざわざ含意を汲み取って、「本当の神の声を聞いたという意味」じゃないと弁解しているのです。しかし、いったい誰が、そんな妄言を「言葉どおり」に受け止めると言うのでしょう? ブッシュ氏が「神の声を聞いた」と言えば「ああ、やっぱりアフガン・イラクへの攻撃は神様のご意志だったんだ」と納得する人が存在するとは思えません。もし居たとしても、その人が国家の高官として首脳会議に出て来ることなんかないでしょう。
だいたい私は、このような「枝葉」の失言(言っていたとしたらですが…)を取り上げて、ブッシュ氏を個人的に人格攻撃するという戦術を好みません。たしかに米国は、邪魔な国家の指導者や、時には自国の政敵に対してまでも、ダーティな個人的人格攻撃を数多くしてきており、それらは俗に言う「B層(低IQ層)」に向けて絶大な効果を誇っていますが、そうした戦い方は「たんまりお金を持った」人たちが必ず勝つように出来ているのです。そうして、一方では民意の向上を阻害します。
私は「馬鹿を騙し、味方に付けて勝つ」より「負けても良いから、騙されない少数の人々(A層)を、じっくりと味方に付けて行く」という戦い方を選択したいと思っています。それゆえ「神の声」発言に便乗した「反ブッシュ宣伝」や「反米宣伝」からは一歩身を引いて静観したいと考えているのです。
>「神が文字どおり彼(ブッシュ)の耳元でささやいたとか、
>天使ガブリエルが直接神からの伝言を伝えたなどとは
>考えませんでした。ただブッシュ大統領の中東への固い
>信念だと受け取りました」と説明している。
2003年の7月に、この「神の声」発言が取り上げられたとき、私もシャース氏と同様の受け止め方をしました。つまり「神の声」云々は、開戦の根拠を説明する困難さから逃れるための「方便」であり、なにもブッシュ氏が精神錯乱を起こして幻聴を聞いた…などという意味じゃないってことです。
まあ、よほど狂信的な人でない限り、ブッシュ氏が本当に神の声を聞いたなんて信じる人は居ないでしょう。会談に参加したパレスチナ高官たちも、当然真に受けなかったでしょうし、ブッシュ氏自身(発言が事実だとしても)、なんらかの「比喩論」だという暗黙の合意に基づいてのことだと思います。
であれば、問題は発言の字句ではなく含意にあります。「パレスチナ国家設立への強い信念」を示すために、「これは、アフガンやイラク同様『神のご意志』なのだ」程度のことは、語っていたとしても何ら不思議じゃないし、ブッシュ氏は他の席でも同様の意味の事を何度を言っています。
BBCで伝えられた通りのことが「一字一句間違いなく」首脳会談で語られたかどうかなんてことは問題じゃないのです。「そういう意味のこと」が語られたことは、ほぼ間違いない事実であり、それはブッシュ氏の精神錯乱や幼稚さ加減等を意味するものではなく、開戦根拠の薄弱さを意味するものだという認識さえあれば「言った」とか「言わない」とかで大人げなく揉めるような話でもないように思います。
シャース氏は、ブッシュ氏のコメントが「言葉どおり(の意味)ではない」と言っています。わざわざ含意を汲み取って、「本当の神の声を聞いたという意味」じゃないと弁解しているのです。しかし、いったい誰が、そんな妄言を「言葉どおり」に受け止めると言うのでしょう? ブッシュ氏が「神の声を聞いた」と言えば「ああ、やっぱりアフガン・イラクへの攻撃は神様のご意志だったんだ」と納得する人が存在するとは思えません。もし居たとしても、その人が国家の高官として首脳会議に出て来ることなんかないでしょう。
だいたい私は、このような「枝葉」の失言(言っていたとしたらですが…)を取り上げて、ブッシュ氏を個人的に人格攻撃するという戦術を好みません。たしかに米国は、邪魔な国家の指導者や、時には自国の政敵に対してまでも、ダーティな個人的人格攻撃を数多くしてきており、それらは俗に言う「B層(低IQ層)」に向けて絶大な効果を誇っていますが、そうした戦い方は「たんまりお金を持った」人たちが必ず勝つように出来ているのです。そうして、一方では民意の向上を阻害します。
私は「馬鹿を騙し、味方に付けて勝つ」より「負けても良いから、騙されない少数の人々(A層)を、じっくりと味方に付けて行く」という戦い方を選択したいと思っています。それゆえ「神の声」発言に便乗した「反ブッシュ宣伝」や「反米宣伝」からは一歩身を引いて静観したいと考えているのです。
これは メッセージ 82180 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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