対イラク武力行使

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横 >イラク民主主義の根本的な疑問

投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/10/09 05:58 投稿番号: [82143 / 118550]
>それでも、非暴力的な民主主義的なルールに則った取り組みは
>尊いと私は思います。

  であるなら、イラクの新憲法承認国民投票は、それ自体否定されるべきです。なぜなら、イラク共和国憲法の停止もしくは廃止が、民主主義的なルールに則って行われていないからです。旧国家の骨組みを武力で破壊し「さあ、民主主義的に新国家を作りましょう」というのは欺瞞じゃありませんか?   真に民主的な手続きを尊重するなら、まずは旧共和国憲法を復活させ、その規定に則って改正なり廃止なりを決定した上で、新憲法を作るか、いくつかの条項を改正するかであるべきです。占領当局が規定した基本法に則って行われる議会選挙も国民投票も、占領者による「新国家作り」の一環でしかありません。

  占領者は勝手に選択肢を限定しながら「選択権はイラク国民にある」と言って、さも民主的な手続きを尊重しているかのように見せかけていますが、これはバグダッド・バーニングで「誰に弾圧されるか?、誰に拷問されるか?を選べるなんて…、アメリカがプレゼントしてくれた『民主主義』って、なんと素敵なものなんでしょう!」と茶化されるのがオチです。

  あなたもおっしゃっているように、民主主義とは与えられるものではなく勝ち取るものです。与えられた「選択権」を民主的手続きだと勘違いしていたのでは、いつまでたっても「勝ち取る」ことなんかできません。   もちろん与えられた「選択権」を利用して民主主義を勝ち取る…という戦略はアリですが、その戦略の前提には「国民投票の結果がどうであろうと、占領者がでっちあげた新憲法は認めない」とするコンセンサスが必要です。占領者が「国民投票で承認されたのだから、認めろ!」と言ってきても「選挙規定や有権者登録が占領基本法に則すかぎり、投票に正当性はない」と突っぱねるべきだということです。もちろん否決されたら、「イラク国民が占領者の望む新憲法を拒否した」とし、占領軍の撤退と旧共和国憲法の復活を主張すれば良いのです。これは「ダブル・スタンダード」じゃありません。

  あなたは、米軍の投票妨害を非難しながら、「何故、民主化を謳う米国が、投票妨害(=選挙操作)するのか判らない…」と首をひねってらっしゃいますが、これは、米国の目的が一貫して「占領」であることを理解できていないからではないでしょうか?   米国は、いつまでも「軍事的」な占領を続けることが出来ないので「法的」な占領に移行しようとしているだけなのです。ここを理解できれば、あなたの抱く多くの疑問が氷解するのでは…と思います。
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