<お馬鹿は過疎になればいい> moriya99
投稿者: hitomehitokoto 投稿日時: 2005/09/17 12:13 投稿番号: [80374 / 118550]
吉岡
忍
「
散るアメリカ
」
(中公文庫)より抜粋
<・・「ひとがいっぱいいる。通りには人が沢山歩いている。
ありふれたことだけどね。
それがどれほど大事なことか、いつか君にも分かる時がくるよ。
自動車はとても便利なものだが、車だけの町になったら、
それは恐い場所になるよ。
勿論、私はここに来て、あまり愉快でない事も見聞きした。
でもね、まだ人間の顔が、ここでは見えるんだ」・・>
15分の1の低賃金でも忠実な女工達は国境の橋を毎日、渡る。
彼方の巨大農場へと男達は橋の下のリオグランデを季節ごとに渡る。
三ヶ月のアメリカ取材旅行の最後に見た国境を挟んだ二つの風景。
車を欲しがる18歳のマリセーラに37歳の言葉はすぐには解るまい。
<・・経済力とか技術力とか豊かさといった経済を中心にした
ものの考え方、感じ方から
もう少し自由
になって
考えたり、感じたりするにはどうしたらいいのだろうか・・>
20年前、この旅行記を書いた吉岡さんの最近の言葉
「戦争の出来る国へと向かうこの国にあっても、
君よ、殺すな!死ぬな!」の呼び掛けとともに
なんとか「隙間だらけの人間にならない」ように心がけたい。
これは メッセージ 80366 (moriya99 さん)への返信です.
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