対イラク武力行使

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小さな政府の大きな権力

投稿者: eldragon88 投稿日時: 2005/09/13 14:53 投稿番号: [80161 / 118550]
小泉政権は国民に「民意」を問うた。
今度は国民が小泉政権の「誠意」を問う番になる。
それがこの選挙結果で示された数字の意味だろう。
余りの大勝で、喜びよりもむしろ「重み」を実感したと、ある自民
党議員が語っていたが、その感性を失わないで欲しいと思う。
衆院で2/3議席というのは、「全ての法案」を可決することが可
能な権力である。この意味は想像以上に大きなものだ。郵政民営化
法案では参院が重要な役割を演じたが、与党の新たな衆院議席数は、
参院の存在意義さえ揺さぶりかねない。
この体制が4年間続く中で、極論すれば与党は参院に議席を持たな
くても政治的には支障をきたさないという状況が生まれた。
参院の権力を実質骨抜きにしてしまったわけだ。それが参院におけ
るモチベーションの低下やモラルハザードに繋がらなければいいが、
要は個々の議員の人間性が問われるということか。
2年後の参院選も、そういう意味では盛り上がりに欠けることにな
るかもしれない。衆院の与野党勢力が拮抗していればこそ、参院の
役割は大きくなる。青木参院幹事長が重要な政治的影響力を持ち得
たのも、その大前提からに他ならない。実質的に衆院だけで法案可
決が可能となれば、国政に影響力を発揮できない議員の選出に、国
民は関心を向けれるのかどうか。
「国政に影響力を持てないのなら、自分たちの利益を優先しよう」
という考えが支配的になったとしても不思議ではない。
そうなると、参院の議員は政権に対して物言える位置が優位だと考
えるだろう。つまり、ロビースト的な役割である。
やはり、ますます自民優勢の状況が予測できる。
民主党が描いた2大政党制は、このまま幻想に終わってしまう可能
性が高い。
一党支配体制というのは、やがて独裁的な権力構造を形成していく。
権力というのは、余程の自制能力がなければ、必然的にそのような
構造へと整っていく性質を持っている。そう言う意味で「誠意」が
問われるわけである。委託された権力をどのように活用していくの
か、それは委託された側の良識や自制心との戦いでもある。
「小さな政府の大きな権力」というのが、今回の国民の選択だった
のだろうか。

小泉首相は「自民党をぶっ壊してでも・・」と言い続けて来た。そ
の結果、自民党はぶっ壊れるどころか、強大な権力を獲得する政権
政党を不動のものにした。もちろん、自民党自身が自己改革を果た
し、名称は同じでも中身の全く違う新しい政党に生まれ変わったと
いう期待感もあるだろう。しかし、本当に生まれ変わったかどうか
は分からない。小泉政権が終わった後に、その権力構造だけが温存
されて、また、旧来の自民党に返り咲かないとは限らない。

今のところ「民意」が小泉政権に大きな権力を与えたという事実を
受け止めるしかないが、その「民意」を小泉政権がどう解釈するか
によって、日本国民の「民度」がはかられることになる。
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