対イラク武力行使

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遅れてしまいました。

投稿者: bakayuumongabakajyai 投稿日時: 2005/09/04 03:24 投稿番号: [79130 / 118550]
battamamaさん、亀レスです。

ちょっと酔いが残っているので、脱線するかもしれませんが我慢してください。

人災による死と天災による死に線引きがあろうはずも無いと思う。どちらも厳粛な事実であり、悲しいことには変わりは無い。

911がアメリカの、一連のテロ撲滅戦争の契機となったのはその衝撃度があまりにも映像的なものを含め、インパクトがありすぎて、アメリカ人の中にある種の被害者意識を共有せしめることがよく言われることの「アメリカが狂った!」と評されるのだと思う。

しかし、よくよく考えれば戦災による被害や死は天災のような自然の引き起こした脅威とは異なり、思想、信条、国家の違いを如実に現す。

911テロで崩落したビルの下の、或いは助けを求めて飛び降りた人の遺体や負傷者の人々の惨状はメディアを通じて広く世界に報道されてアメリカと悲しみを共有するという連帯を呼び起こした。対アフガンまでなら、100%ではないが私も実は仕方もあるまいと半分は受け入れていた。断っておくが、私はタリバンが911テロの首謀者ビンラーディンをかくまっているからアメリカのアフガン攻撃を容認したわけではないし、中世に戻ったかのようなタリバン政権を野蛮と決めつけて打倒が正しいと賛同したわけでもない。

有体に言えば、そうでもしないとアメリカは狂気の底までいってしまうのではないかと見ていたからである。従ってその時点ではアメリカの意図がイラクにあるということに猜疑心をいだいていたことも事実である。何故って、全然関係ないしね。ところがアフガンが終わると、イラクに焦点が当てられ後は貴方の知るように現在の情況に至っている。

天の災いならばある種のあきらめもつくだろう。それにこれらは国の規模や政治状況に関わりなく突然襲ってくる。

だが、戦争やテロによる人災は残念ながら国の規模や政治と等価ではない。等価ではない証拠にイラクの米軍の死者数の情報がある。ボディカウントが確か正式な発表では1900名を越えたらしいが、(本当のところはもっと多いだろうと思う)イラク人の死者はその数倍、イラク戦争から含めると10万人を近いと思われる。

市井のイラクの人たちの死は、テロの報道にまぎれこんで数の標識に記号化されてしまった感がある。つまり慣れてしまったのだということ。

アメリカ兵の死者数とイラク人の死者数との報道における扱いはけして等価とはいえない。アメリカにおいての911テロがアフガン攻撃での狂気の溶解につながらず、念願の宿敵の排除こそが本願の基なのだとわかったとき、その国家の指導者はともかく国民の心胆はいかようなものだったろうと思う。

イラクの開放が外からの大きな物理的暴力によって成されても、同時に国家の政権が即失敗だったから仕方が無いとの意見には組したくないと思っている。少なくともサダムフセインは電力や水道設備、燃料などの配備を怠ってはいなかったし、国連の経済制裁下における食料の備蓄配給も確立されていた。最も、その食料を配給化することで自らの権力の求心力の道具にしていたことも間違いないのだが。

ズレた。

人死に本来なら違いがあっていいはずも無いにもかかわらず、実はそうではない。人の死は様々だが、情況に寄って異なるし、思い入れも異なる。

>たとえアメリカが侵略戦争をしたとして、それと今回罹災した人達を同列に語るとは

同列ではおかしいのだろうか?

私は別に構わないと思っている。
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