いまさら、、、、Update 2!
投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/08/24 07:31 投稿番号: [78091 / 118550]
さらに詳しく調べてみたところ、グラスピー大使のどの発言がフセインに悪用されたのか、ということが分かったので紹介しましょう。
イラクはもともとクエートが自分たちの領土であるという認識があった。しかしクエートがOPEC規定以上の石油生産をして石油の値段を引き下げていることに腹をたてたフセインがグラスピー大使との対談の際に、クエートとの国境問題について話をした。
その時グラスピー大使は、「アメリカはアラブ間の国境問題に干渉しない」と答えたことが、鍵になっている。しかし続けてグラスピー大使はそのような問題は平和的に解決されるべきだとも語った。その時、フセインはクエートの代表と会見の予定があることを大使につげ、ことが平和的に解決するという印象を大使に与えた。
明かに、フセインはこの時すでにクエート侵略を企んでおり、アメリカの反応を打診していたのだろう。フセインはそれまでアメリカの大使と会見をしたことはなく、突然の招待にグラスピー氏はとまどっていた節がある。彼女の立場にたって考えるならば、フセインがクエートとの国境問題について愚痴をいっているように聞こえたわけで、そういう問題はアメリカが関わることではない、といいたかったわけだ。
しかしフセインはアメリカ側がそういう反応を示すことを承知のうえで、この突然の対談を理由にクエート侵略を正当化する計画だったわけだ。グラスピー氏はまんまとその罠にはまったのである。
彼女の発言は外交上でも失言と判断され、その後の官房庁のグラスピー大使に対する仕打ちは冷たかった。
これは メッセージ 78089 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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