なぜ息子は死んだのか? その1
投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/08/14 07:04 投稿番号: [77213 / 118550]
イラク人のモハメッドさんはイラク戦争で息子をなくしたシーハン夫人に、母親として息子をなくすことがどれほど辛いものであるか、自分にはよく分かると語る。書いているうちに先の私の投稿、「イラク諸国を見捨てるのか」と共通することに気が付いた。ボンノさんにもぜひよんでほしいね。
モハメッドさんは同じ痛みのなかで、35年間生き続けてきたのだと語る。イラクでは百万の母親たちが暴君フセインによって子供たちを失い、そしていつまたフセインの配下が突然おとずれて家族を連れ去るかわからない恐ろしい統治のもとで暮らしてきた。
「私の同胞は男も女も生き埋めにされたり、ずたずたにひきさかれて硫酸の風呂に投げ込まれたり、犬や動物のえさにされたりした。幸運な者はイラクから逃げ去ったが、残された母親たちは生き埋めにされた息子の死をなげき、遠くへ去って二度とあえない息子への思いに泣いたのです。」
アメリカがフセイン政権を倒した直後、イラク人は歓喜の叫びを放ち、街に繰り出して自由を祝ったが、そのなかで女たちがあちこちの無名墓地を掘り起こす姿があった。何年も前にフセインに連れ去られた息子や娘たちが、どこかにうめられているのではないかと、素手で地面を掘り起こす母親たちの姿さえあった。
記者が泥と涙で汚れた女性にマイクを向けて彼女の兄弟たちが殺された理由をきいていた。女性は泣きながらこたえた。「知らない、知らない、みんなただの学生だったのよ。誰も殺してないし、盗みもしてない、生きたものを傷つけたこともなかったのよ。この墓地にうめられてるってことだけがわかってるよ。」彼女が兄弟を失ったのはなぜなのか?
モハメッドさんはイラク人はイラク人を圧迫してきた独裁政権を拒絶し、自由のために戦うことを選んだという。そしてそのためにアメリカの助けを求めたのだと。
「あなたがたはいつでも自由に去ることができる。だがイラクに残る私の姉妹たちに何と言えばいいのだ?
彼女たちもイラクを去るべきだとでもいうのか?
私もイラクを去るべきなのか?
爆弾の上を歩きながら自由を選んで選挙に赴いた八百万の人々いもイラクを去れというのか?」
これは メッセージ 77212 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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