「平和」のもたらしたもの
投稿者: battamama 投稿日時: 2005/08/13 05:41 投稿番号: [77134 / 118550]
親善大使も務めたことのある女優の岸恵子さんの「私の人生ア・ラ・カルト」には、彼女が直に見聞きしたあらゆるエピソードが盛り込まれていて興味深い。
以下はその中の一部だが、「平和」というものが人間の意識にもたらした暗部が垣間見ることが出来る。
真の平和は外ではなく、内にあるものだとつくづく思う。
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アフガンの子らをニュースで見た。内戦を逃れてパキスタンの難民キャンプで一家総出で日干しレンガを作っている。日の出から日没まで飢えを抱え泥んこになって五人が得るのは日本円に換算して三百円。六歳の女の子は、天使のようにあどけない顔を泥や砂塵で汚してにっこりと笑っていた。最年長は十歳になる男の子。泥を枠に嵌めながら、質問者を見上げる。
「アメリカや日本の子に何か言いたいことがある?」
「…アメリカの子も日本の子も、日干しレンガを作らなくてもいい日が来るといいね」
この子は世界中の子が日干しレンガを作っていると思っているのだ。
「欲しいものは?」と聞いたら、「学校に行きたい」とはにかんだように呟いた。
同じ質問に、9.11テロ跡の瓦礫の前でニューヨークの子は「平和がほしい」と涙ぐんだ。
日本の子は「友達とお金がほしい」と言った。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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