[News遅]イランとイラク関係改善
投稿者: lonlontimago 投稿日時: 2005/07/21 10:37 投稿番号: [75632 / 118550]
イランとイラク関係改善
首脳会談
経済・治安で協力強化
【カイロ=加納洋人】イランを公式訪問しているイラク移行政府のジャアファリ首相は十七日、テヘランでイランのハタミ大統領と首脳会談し、十八日には強硬保守派のアフマディネジャド次期大統領とも会談した。イラク首脳のイラン訪問は、一九八〇年代のイラン・イラク戦争後、初めて。戦火を交えた両国は四半世紀ぶりに関係改善に向けて動き始めた。ただ、米国主導の政治プロセスを進めるイラク移行政府にとって、米国と緊張関係にあるイランとどのような外交関係を築くのか、微妙なかじ取りを迫られそうだ。
ジャアファリ首相のイラン公式訪問は十六日から十八日までの予定だったが、一日延期され、十九日までとなった。外相や国防相ら閣僚約十人が同行した。
テヘランからの報道によると、同首相と会談したアフマディネジャド次期大統領は「イラクの安定化と復興に協力する用意がある」と述べたうえで、両国の経済関係の拡大を強調した。
これに先立つ十七日には、ハタミ大統領が「首相の訪問は両国の歴史の転換点で、フセイン政権下で損なわれた関係を修復するときだ」と表明。ジャアファリ首相も「イラク人はサダム・フセイン(前大統領)が過ちを犯したことを認識している」と応じ、双方が関係改善を図ることを宣言していた。
ジャアファリ首相はイラクのイスラム教シーア派原理主義政党ダアワ党の党首で、フセイン政権時代、イランに亡命。もうひとつのシーア派政党、イラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)も旧政権下でテヘランに本部を置き、イランの支援を受けていた。
四月末のイラク移行政府発足で、両党を中心とするシーア派勢力が主導権を握ったこともあり、両国が関係改善に動き出すハードルは低くなったとみられていた。ジャアファリ首相の訪問で両国は経済、治安面に乗り出すことになりそうだ。
まず経済分野では、(1)イラク原油をイランに送り、精製するためのパイプライン建設(2)イランからの電力供給(3)イラク石油産業再建のためのイラン企業の参入(4)貿易促進とシーア派聖地巡礼のために両国を結ぶ鉄道の建設(5)イランからの二十万トンの小麦粉輸出などで合意したもようだ。また治安面では、イラクへのテロリスト流入阻止のための両国情報機関の協力などが協議された。
しかし、ブッシュ米政権は、イランを「悪の枢軸」と名指ししており、米国の強い影響下にあるイラク移行政府が今後、どの程度、合意事項を実現していけるかは不透明だ。
さらに、シーア派主導のイラクとイランの関係強化は、イスラム教スンニ派が圧倒的多数を占めるアラブ世界では「脅威」と受け止められ、周辺国が警戒感を強めるのも必至とみられる。
(産経新聞) - 7月19日2時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050719-00000008-san-int
ボンノさん、【イランとの「軍事同盟」締結】などということはないようですが。
【カイロ=加納洋人】イランを公式訪問しているイラク移行政府のジャアファリ首相は十七日、テヘランでイランのハタミ大統領と首脳会談し、十八日には強硬保守派のアフマディネジャド次期大統領とも会談した。イラク首脳のイラン訪問は、一九八〇年代のイラン・イラク戦争後、初めて。戦火を交えた両国は四半世紀ぶりに関係改善に向けて動き始めた。ただ、米国主導の政治プロセスを進めるイラク移行政府にとって、米国と緊張関係にあるイランとどのような外交関係を築くのか、微妙なかじ取りを迫られそうだ。
ジャアファリ首相のイラン公式訪問は十六日から十八日までの予定だったが、一日延期され、十九日までとなった。外相や国防相ら閣僚約十人が同行した。
テヘランからの報道によると、同首相と会談したアフマディネジャド次期大統領は「イラクの安定化と復興に協力する用意がある」と述べたうえで、両国の経済関係の拡大を強調した。
これに先立つ十七日には、ハタミ大統領が「首相の訪問は両国の歴史の転換点で、フセイン政権下で損なわれた関係を修復するときだ」と表明。ジャアファリ首相も「イラク人はサダム・フセイン(前大統領)が過ちを犯したことを認識している」と応じ、双方が関係改善を図ることを宣言していた。
ジャアファリ首相はイラクのイスラム教シーア派原理主義政党ダアワ党の党首で、フセイン政権時代、イランに亡命。もうひとつのシーア派政党、イラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)も旧政権下でテヘランに本部を置き、イランの支援を受けていた。
四月末のイラク移行政府発足で、両党を中心とするシーア派勢力が主導権を握ったこともあり、両国が関係改善に動き出すハードルは低くなったとみられていた。ジャアファリ首相の訪問で両国は経済、治安面に乗り出すことになりそうだ。
まず経済分野では、(1)イラク原油をイランに送り、精製するためのパイプライン建設(2)イランからの電力供給(3)イラク石油産業再建のためのイラン企業の参入(4)貿易促進とシーア派聖地巡礼のために両国を結ぶ鉄道の建設(5)イランからの二十万トンの小麦粉輸出などで合意したもようだ。また治安面では、イラクへのテロリスト流入阻止のための両国情報機関の協力などが協議された。
しかし、ブッシュ米政権は、イランを「悪の枢軸」と名指ししており、米国の強い影響下にあるイラク移行政府が今後、どの程度、合意事項を実現していけるかは不透明だ。
さらに、シーア派主導のイラクとイランの関係強化は、イスラム教スンニ派が圧倒的多数を占めるアラブ世界では「脅威」と受け止められ、周辺国が警戒感を強めるのも必至とみられる。
(産経新聞) - 7月19日2時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050719-00000008-san-int
ボンノさん、【イランとの「軍事同盟」締結】などということはないようですが。
これは メッセージ 75609 (bonno_216 さん)への返信です.
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