spica_022さんへ
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2005/06/08 03:34 投稿番号: [73205 / 118550]
>「イスラエルと仲良くすると公言」や「イラン・イラク戦争は
>イラクが悪かった」と謝る…がなぜ、ジャファリが達成すべき
>「外交実績」になるのでしょう。
お察しのように、ジャファリ氏は米国の「操り人形」です。統一イラク同盟は、別名「シスタニ・リスト」と呼ばれ、穏健なシーア派組織であるかのように宣伝されていますが、ジャファリ氏は最も過激なシーア派で、フセイン政権時代、イラク南部の諸都市で大量の民間人を殺したテロの主導者です。彼の移行政権首相就任は、国民会議の総意というより、米国大使館の意を汲んだ人選と見るべきでしょう。
私は、米国がこの超強硬派を起用した意図は「政治プロセス」を牛耳るところにはなく、むしろ破綻を見越した「奥の手」だったのではないかと推測しています。そうでなければ、同リストの中でも、最も悪名高い二人(ジャファリ氏とチャラビ氏)が要職につくという不思議に説明がつきません。
米国は、自国が主導する「政治プロセス」の破綻を見越し、将来の正統政権は「反米」になるしかないと予測しているのでしょう。いつまでも軍事力で傀儡政権を支えることは、もはや不可能な状態になっています。
ここ半年ほどのスパンを見ると、当初の目標だった「何十年かかっても、軍事力でイラクを属領化する」という、ネオコンのプランは、米政権内に於けるネオコンの没落で潰え、代わりに旧来の「功利主義的なアメリカ」が顔を出し始めたように見受けられます。
「功利主義的なアメリカ」は、イラクを足がかりに世界を改革するなんて野望は持っていません。主要な関心事は、パレスチナ問題に於けるイスラエルへの支援と、アラブの復権を阻止することです。特にイラクは、その資源力から見て将来の大きな脅威となります。
イラクの反米化が避けられないのであれば、「功利主義的なアメリカ」は、まずイラクの外交に足枷を嵌めること、次にイラクの経済成長を阻害し、出来るだけ長く「経済二流国」の状態にとどめておくことを考えるでしょう。
そこで、イスラエルとの友好協定は、それがたとえ正式政権ではないジャファリ氏の政権で成されたことであっても、将来的にイラク外交(対パレスチナ問題)を縛る縄になります。さらに、イランへの謝罪は、歴史的なイ・イ争点である、ペルシャ湾への出口を、将来に渡ってイラクへは渡さないことの口実となるのです。
米軍をイラクの泥沼から救い出し、なおかつ戦略的実利を得る…この難問を解決するために「功利主義的なアメリカ」はジャファリ氏の豪腕を必要としたのでしょう。また、「軍事力は秘してこそ華」であり、ネオコンのように「惜しみなく使う」のは、ライバル諸国に手の内を曝け出す愚作です。そこで、華々しい軍事作戦を公表しても詳細は報道せず、ただ「成功裏に終了」と発表すれば、撤退のお膳立てが出来る上に、米軍の威信を世界に示すことが可能になるのです。
私は、ここ数ヶ月の米軍の動きと移行政権の発表を見て、上のような分析をしました。しかしこれは、たかがジャーナリスト崩れの雑文屋が、限られた情報をもとに主観的な観測から出した分析結果ですから、あまり鵜呑みにされても困ります。それに「こんなトピ」とおっしゃいますが、掲示板はだいたい、勇ましくて過激、かつ乱暴な意見の方が支持を得るものです。従って、ギャラリー評を意識すれば、罵倒合戦が常態となるのも掲示板の特性だと思っています。私は、あまりギャラリー評を気にせず、1対1の対話、議論を重視しようと考えていますので、周りの事は無視して、親しくおつきあい頂けましたら幸いに存じます。
>イラクが悪かった」と謝る…がなぜ、ジャファリが達成すべき
>「外交実績」になるのでしょう。
お察しのように、ジャファリ氏は米国の「操り人形」です。統一イラク同盟は、別名「シスタニ・リスト」と呼ばれ、穏健なシーア派組織であるかのように宣伝されていますが、ジャファリ氏は最も過激なシーア派で、フセイン政権時代、イラク南部の諸都市で大量の民間人を殺したテロの主導者です。彼の移行政権首相就任は、国民会議の総意というより、米国大使館の意を汲んだ人選と見るべきでしょう。
私は、米国がこの超強硬派を起用した意図は「政治プロセス」を牛耳るところにはなく、むしろ破綻を見越した「奥の手」だったのではないかと推測しています。そうでなければ、同リストの中でも、最も悪名高い二人(ジャファリ氏とチャラビ氏)が要職につくという不思議に説明がつきません。
米国は、自国が主導する「政治プロセス」の破綻を見越し、将来の正統政権は「反米」になるしかないと予測しているのでしょう。いつまでも軍事力で傀儡政権を支えることは、もはや不可能な状態になっています。
ここ半年ほどのスパンを見ると、当初の目標だった「何十年かかっても、軍事力でイラクを属領化する」という、ネオコンのプランは、米政権内に於けるネオコンの没落で潰え、代わりに旧来の「功利主義的なアメリカ」が顔を出し始めたように見受けられます。
「功利主義的なアメリカ」は、イラクを足がかりに世界を改革するなんて野望は持っていません。主要な関心事は、パレスチナ問題に於けるイスラエルへの支援と、アラブの復権を阻止することです。特にイラクは、その資源力から見て将来の大きな脅威となります。
イラクの反米化が避けられないのであれば、「功利主義的なアメリカ」は、まずイラクの外交に足枷を嵌めること、次にイラクの経済成長を阻害し、出来るだけ長く「経済二流国」の状態にとどめておくことを考えるでしょう。
そこで、イスラエルとの友好協定は、それがたとえ正式政権ではないジャファリ氏の政権で成されたことであっても、将来的にイラク外交(対パレスチナ問題)を縛る縄になります。さらに、イランへの謝罪は、歴史的なイ・イ争点である、ペルシャ湾への出口を、将来に渡ってイラクへは渡さないことの口実となるのです。
米軍をイラクの泥沼から救い出し、なおかつ戦略的実利を得る…この難問を解決するために「功利主義的なアメリカ」はジャファリ氏の豪腕を必要としたのでしょう。また、「軍事力は秘してこそ華」であり、ネオコンのように「惜しみなく使う」のは、ライバル諸国に手の内を曝け出す愚作です。そこで、華々しい軍事作戦を公表しても詳細は報道せず、ただ「成功裏に終了」と発表すれば、撤退のお膳立てが出来る上に、米軍の威信を世界に示すことが可能になるのです。
私は、ここ数ヶ月の米軍の動きと移行政権の発表を見て、上のような分析をしました。しかしこれは、たかがジャーナリスト崩れの雑文屋が、限られた情報をもとに主観的な観測から出した分析結果ですから、あまり鵜呑みにされても困ります。それに「こんなトピ」とおっしゃいますが、掲示板はだいたい、勇ましくて過激、かつ乱暴な意見の方が支持を得るものです。従って、ギャラリー評を意識すれば、罵倒合戦が常態となるのも掲示板の特性だと思っています。私は、あまりギャラリー評を気にせず、1対1の対話、議論を重視しようと考えていますので、周りの事は無視して、親しくおつきあい頂けましたら幸いに存じます。
これは メッセージ 73198 (spica_022 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/73205.html