対イラク武力行使

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バルカン症候群

投稿者: yusura_sdhk 投稿日時: 2005/05/16 12:21 投稿番号: [71221 / 118550]
>興味があるなら、調べて投稿してください。

調べました。2001年1月の時点で、イタリア兵の白血病死亡者は
6名だそうです。フランスは6名が白血病およびリンパ腺癌に罹患、
NATO軍全体では癌による死亡が18人、これ(死亡の18名)も含んだ
症例全体で50例だそうです(有料DBからの記事検索なのでリンク
できません)。これがどういう数字かというと、NATO軍全体(50
例、うち死亡18名)の数字はほぼ平均値、イタリアの数字(6名
が死亡)が平均の2倍程度ということらしいですね。でも3名の増
減で大幅に変わりますので、統計的に有意な数字ではありません。

僕が「白血病の原因として真っ先に劣化ウランを疑うのはおかしい」
と思う理由の一つは、前にも紹介した、劣化ウランは放射毒性より
も化学毒性の方が遥かに強い、ということです。白血病の発生確率に
有意な差を生じせしめるほど大量の劣化ウランが血中に溶け出たの
だとしたら、腎臓障害および肝臓障害の症例は白血病以上に大量に
発生するはずです。ところが、そのような数字は見られません。

もう一つ思っていた理由が有ります。今回、記事を検索していて、
これを裏打ちする記事を見つけました。英国防省が1997年に「劣化
ウランにがん誘発の懸念」という内容の警告文書を出していた、と
いうものです。その警告の内容は以下の通りです。

------------------
報告書は、劣化ウラン弾さく裂時のチリを吸引することで「二酸化
ウラン粒子が肺などに蓄積される。化学的毒性は低いが、放射能に
より肺やリンパ節などのがんを誘発する懸念がある」と指摘してい
る。そのうえで、劣化ウラン弾使用後の着弾地点などのウラン量は
基準の八倍になるとして、吸引を「極力控えなくてはならない」と
警告している。
------------------
産経新聞2001年1月12日朝刊

予想されているのは「肺やリンパ節などのがん」であり、白血病
ではありません。粉塵吸引による内部被爆で真っ先にやられる筈の
肺癌の発生率に影響を与えないまま白血病の発生率に有意な上昇を
もたらすことは不可能なのではないかと思います。

バルカン症候群が存在しないとは思いません。ウランは重金属毒性
を持っていますので、帰還兵士に共通して見られる倦怠感等の症状
は劣化ウランが原因だと思います。でも白血病については信じ難い
と思います。コソボでは発生率に有意な差が生じていると思えない
し、明らかに大量に白血病患者が発生しているイラクは化学工場の
破壊や油田火災によりダイオキシンを始めとする発癌性化学物質に
汚染されています。
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