明日は何の日? 〜 ソンミ村虐殺事件
投稿者: yugafee 投稿日時: 2005/03/15 19:56 投稿番号: [67215 / 118550]
【 ひとはどこまで残虐になれるか 】
69年の末、クアンガイ県ソンミ村ミライ部落で女、子供の非戦闘員が多数虐殺された事件が明るみに出た。アメリカの週刊誌 『 ライフ 』 十二月五日号はこの虐殺を目撃した従軍カメラマン、ロナルド・ヘイパリ氏の生々しいカラー写真七枚を公開した。このなかに、顔をゆがめた母親のうしろに、おびえたような少女がかくれ、さらに小さな子供たちが恐怖の表情ですがりついている写真があった。
ヘイパリ氏によれば、米兵たちは 『 このベトコン売春婦 』 とののしりながら、この十三歳の少女を引きずり出し、少女の上衣をはぎ取ろうとした。ヘイパリ氏が来たため少女は母親の影にかくれ、ボタンを直し始めた。これはそのときの写真であった。この写真のシャッターをおろした直後、彼女たちはライフルの一斉射撃で、子供を含めみな殺しになったという。家々を焼き払う炎や、その前で死にきれずにいる村民の姿もあった。
( 中略 )
しかし重要なことは、この事件によって米軍の残虐行為の確証が世界の前にさらされたことであろう。これがきっかけに、ベトナム帰りの兵士たちが次々と自ら体験した米軍の獣のような行為を証言し始めた。
解放戦線の容疑者をヘリコプターから突き落とした話や、パトロールに出た数人の米兵が、ベトナム人少女を連れ出して何日もパトロールに同行させ、かわるがわる何回も強姦したのち、ついには刺し殺してしまう話などが米市民に衝撃を与えた。
亀山 旭 『 ベトナム戦争 ー サイゴン・ソウル・東京 ー 』 岩波新書
アメリカの行為は、間違いなく、【 悪 】 でしょう。でも、原爆や無差別爆撃同様、公正に裁かれませんでした。歴史から学ぶことをしなかったので、イラクでも同じことやっている。世間ではこれを 【 バカ 】 と言います。
でも、アメリカをそうさせている思想こそ、本来憎むべき存在でしょう。一国だけを憎んで終わってしまえば、今度は別のトコが同じようなことをするまでです。
ベトナムの人たちの笑顔はステキです。でもその笑顔の陰に、未だに癒えぬ傷を負っている人がいるであろうことは忘れないでいたい。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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