Re: パピヨンのテーマへの反論 4
投稿者: theme_from_papillon 投稿日時: 2005/03/05 19:46 投稿番号: [66398 / 118550]
●私
>ある程度以上、脳が発達した生物はそのような危機回避のシステムを持っている。
●bonno_216 さん
個体や種というような生命体に「危機回避システム」が存在することは、あなたが言うまでもなく科学的事実です。
しかし、国家などの共同体が「危機回避システム」に従って行動を決定するなんて言ってしまえば、それはとんでも
ない混同だと笑われますよ。
あなたは、米国の「イラク攻撃」が「危機回避システム」に従い、必然的に導かれた「当然の結果」だと言いたいのでしょうが、
個体や種などの生命体に限ってさえも、このシステムは常に「ひとつの行動」のみを答えとして弾き出すものじゃありません。
危険に遭遇したとき「地面に伏せる」行動が、システムの回答だと言うのは正解でしょうが、システムは時に「一目散に逃げ出す」と
いう回答を出す場合もあるのです。
あなたの言う「危機回避システム」は単に「殴られれば痛みを感じる」という生理的反射の範疇でしか普遍性を持ちません。
それを「殴られたら、殴りかえすのが人間の本能だ」と言うように、行動決定の「原理」にまで拡大解釈することで、
他の選択肢を除外してしまうのは、あまりにも乱暴というものでしょう。「原因」と「原理」を混同すれば、論理は歪むのです。
被害妄想で起動された「危機回避システム」の回答が「戦争」であったとしたら、その戦争の「原因」のひとつとして「危機回避システム」の
存在を挙げることは出来ますが、その戦争が人類社会の「原理」に適ったものとは、とても言えないということです。
●私
危機回避システムという大げさな名称を冗談半分に付けたことで、誤解が生じているようです。
これは生命体が物理的、化学的、生物的な危険に遭遇したとき、その危険を回避するための免疫システムや
反射的行動が作動するという意味ではありません。
読めばわかるように、生物というものは危険度に応じてどのような行動が最適かを判断する性質を持っているということです。
個人に限らず、その集団である国家の行動にも反映されるという当然のことを言っているに過ぎません。
例えば、ある独裁国家がアルカーイダのようなテロリストを介して、テロ攻撃の準備に着手したという
確たる情報を得たとしましょう。
このとき、この独裁国家を説得して思い止まらせるか、先制攻撃で壊滅させるかの判断は、説得に成功する可能性
はどの程度か、或いは、画策しているテロ攻撃の規模が、自動車爆弾程度のものか、核爆弾規模なのか、といった
要素によって選択肢が決まるわけです。
先制攻撃を主張する者でも、もし相手国が核ミサイルを配備しており、それを打ち落とす技術がない場合は、説得に
賭けるしか手がないことを理解するでしょう。
そして、どの選択をしても、それを危機回避システムが働いているということになるのです。
勘違いなさっておられるようですが、攻撃することのみが危機回避システムの働きだと言ってるわけではありません。
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>ある程度以上、脳が発達した生物はそのような危機回避のシステムを持っている。
●bonno_216 さん
個体や種というような生命体に「危機回避システム」が存在することは、あなたが言うまでもなく科学的事実です。
しかし、国家などの共同体が「危機回避システム」に従って行動を決定するなんて言ってしまえば、それはとんでも
ない混同だと笑われますよ。
あなたは、米国の「イラク攻撃」が「危機回避システム」に従い、必然的に導かれた「当然の結果」だと言いたいのでしょうが、
個体や種などの生命体に限ってさえも、このシステムは常に「ひとつの行動」のみを答えとして弾き出すものじゃありません。
危険に遭遇したとき「地面に伏せる」行動が、システムの回答だと言うのは正解でしょうが、システムは時に「一目散に逃げ出す」と
いう回答を出す場合もあるのです。
あなたの言う「危機回避システム」は単に「殴られれば痛みを感じる」という生理的反射の範疇でしか普遍性を持ちません。
それを「殴られたら、殴りかえすのが人間の本能だ」と言うように、行動決定の「原理」にまで拡大解釈することで、
他の選択肢を除外してしまうのは、あまりにも乱暴というものでしょう。「原因」と「原理」を混同すれば、論理は歪むのです。
被害妄想で起動された「危機回避システム」の回答が「戦争」であったとしたら、その戦争の「原因」のひとつとして「危機回避システム」の
存在を挙げることは出来ますが、その戦争が人類社会の「原理」に適ったものとは、とても言えないということです。
●私
危機回避システムという大げさな名称を冗談半分に付けたことで、誤解が生じているようです。
これは生命体が物理的、化学的、生物的な危険に遭遇したとき、その危険を回避するための免疫システムや
反射的行動が作動するという意味ではありません。
読めばわかるように、生物というものは危険度に応じてどのような行動が最適かを判断する性質を持っているということです。
個人に限らず、その集団である国家の行動にも反映されるという当然のことを言っているに過ぎません。
例えば、ある独裁国家がアルカーイダのようなテロリストを介して、テロ攻撃の準備に着手したという
確たる情報を得たとしましょう。
このとき、この独裁国家を説得して思い止まらせるか、先制攻撃で壊滅させるかの判断は、説得に成功する可能性
はどの程度か、或いは、画策しているテロ攻撃の規模が、自動車爆弾程度のものか、核爆弾規模なのか、といった
要素によって選択肢が決まるわけです。
先制攻撃を主張する者でも、もし相手国が核ミサイルを配備しており、それを打ち落とす技術がない場合は、説得に
賭けるしか手がないことを理解するでしょう。
そして、どの選択をしても、それを危機回避システムが働いているということになるのです。
勘違いなさっておられるようですが、攻撃することのみが危機回避システムの働きだと言ってるわけではありません。
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これは メッセージ 66288 (bonno_216 さん)への返信です.
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