中東の反米意識
投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2005/01/09 19:44 投稿番号: [61552 / 118550]
政策としての反米
(参考資料:Parick Clawson & Barry Rubin "Anti-mericanism in the Middie East)
アラビアにある多々の団体にとって、反米意識の高揚は自分達の立場を向上させるための道具でしかない。アメリカに恨みがあるなどという理由は単なるこじつけでしかない。ここで反米意識が中東の色々な団体によって利用されている理由を整理してみよう。
1) 政権が自分達の軍事力を誇示し、外交の失敗をごまかすために、反米意識をあおることによって、国民の不満や報道の自由をアメリカバッシングに向けさせる。
2) 政府に反対するグループが現政権がアメリカとつるんでいると訴えることで、抵抗の道具にする。
3)教師、学識者、などいわゆるエリート達は自分たちがアメリカに迎合していないという姿勢をみせるためにやたら反米を唱える。
4)マスメディア(テレビ、ラジオ、新聞など)が自分達の社会、国粋主義的思想を広めるために民主主義の米国を攻撃する。
5)聖教者達は政府寄り、反政府にかかわらず、アメリカの文化が宗教的にも政治的にも危険な影響を及ぼすと恐れ、アメリカを攻撃する。
つまりアラビアの庶民は反米メッセージに囲まれてすごしているわけだ。もしこれらの思想に反するような意見を持てば、どの団体からもつまはじきにされる。であるからアメリカの長年にわたるアラブ諸国への資金援助、外交的支援、エジプトをスエズ危機からすくったとか、コソボやボスニアにおいてイスラム少数派をキリスト教の多数派からすくったとか、イラン対イラク戦争において石油タンカーの護衛をしたとか、イスラエルにパレスチナとの和平をとりもち、パレスチナ独立のために資金援助までしているどということはまったく認められない。これらのアメリカの貢献を感謝するなどという考えは組織的に拒絶され、反対にアメリカのアラブ諸国への方針は悪意をもった攻撃的なものであるという印象が植え付けられてきた。
アラブ諸国の政治家はアラブの反米精神はアメリカのイスラエル支持にあると主張するが、アメリカの対イスラエル政策がアラブ諸国で批判をうけるのはイスラエルへの敵意というより反米意識のひとつの症状ととるべきである。
アラビア社会において反米精神が自分たちの権力のために都合がいいと思っているうちは、アメリカがいくらイスラム教徒を助けるような政策をとっても無駄である。中東に親米意識を広めるためには、中東が経済的にも政治的にも自由になって生活向上に希望を持てるようにならなければ駄目だ。中東がいつまでも独裁政権によって弾圧され経済的に西洋から遅れをとっているようでは希望はもてない。
ちなみに、中国や北朝鮮の反日意識も同じように利用されているというのがわたしの考えだ。
(参考資料:Parick Clawson & Barry Rubin "Anti-mericanism in the Middie East)
アラビアにある多々の団体にとって、反米意識の高揚は自分達の立場を向上させるための道具でしかない。アメリカに恨みがあるなどという理由は単なるこじつけでしかない。ここで反米意識が中東の色々な団体によって利用されている理由を整理してみよう。
1) 政権が自分達の軍事力を誇示し、外交の失敗をごまかすために、反米意識をあおることによって、国民の不満や報道の自由をアメリカバッシングに向けさせる。
2) 政府に反対するグループが現政権がアメリカとつるんでいると訴えることで、抵抗の道具にする。
3)教師、学識者、などいわゆるエリート達は自分たちがアメリカに迎合していないという姿勢をみせるためにやたら反米を唱える。
4)マスメディア(テレビ、ラジオ、新聞など)が自分達の社会、国粋主義的思想を広めるために民主主義の米国を攻撃する。
5)聖教者達は政府寄り、反政府にかかわらず、アメリカの文化が宗教的にも政治的にも危険な影響を及ぼすと恐れ、アメリカを攻撃する。
つまりアラビアの庶民は反米メッセージに囲まれてすごしているわけだ。もしこれらの思想に反するような意見を持てば、どの団体からもつまはじきにされる。であるからアメリカの長年にわたるアラブ諸国への資金援助、外交的支援、エジプトをスエズ危機からすくったとか、コソボやボスニアにおいてイスラム少数派をキリスト教の多数派からすくったとか、イラン対イラク戦争において石油タンカーの護衛をしたとか、イスラエルにパレスチナとの和平をとりもち、パレスチナ独立のために資金援助までしているどということはまったく認められない。これらのアメリカの貢献を感謝するなどという考えは組織的に拒絶され、反対にアメリカのアラブ諸国への方針は悪意をもった攻撃的なものであるという印象が植え付けられてきた。
アラブ諸国の政治家はアラブの反米精神はアメリカのイスラエル支持にあると主張するが、アメリカの対イスラエル政策がアラブ諸国で批判をうけるのはイスラエルへの敵意というより反米意識のひとつの症状ととるべきである。
アラビア社会において反米精神が自分たちの権力のために都合がいいと思っているうちは、アメリカがいくらイスラム教徒を助けるような政策をとっても無駄である。中東に親米意識を広めるためには、中東が経済的にも政治的にも自由になって生活向上に希望を持てるようにならなければ駄目だ。中東がいつまでも独裁政権によって弾圧され経済的に西洋から遅れをとっているようでは希望はもてない。
ちなみに、中国や北朝鮮の反日意識も同じように利用されているというのがわたしの考えだ。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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