世界規模でのドル離れ・おまけ
投稿者: spica_022 投稿日時: 2004/12/15 21:06 投稿番号: [59707 / 118550]
通貨防衛戦争でも、米国の負けが決まりつつある?
○おまけ・その1
12月11日 東京新聞
止まらぬドル安 なぜ米は放置?
国内景気優先で“袋小路”
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20041211/mng_____tokuho__000.shtml
「日米同盟」。自衛隊のイラク派遣延長の理由だ。同盟というより「一蓮托生(いちれんたくしょう)」の領域に足を踏み入れているが、経済も同様だ。日本が抱える巨額の米国債。米国経済が転べば、日本も心中だ。その指標となるドル相場の安値傾向が止まらない。不思議なのは、米当局がこれを放置していることだ。すでに世界規模でドル離れが始まった。
■各国、ドル離れへ
歴史的な流れからドル安を解説するのは、筑波大学の降旗節雄名誉教授(現代資本主義論)だ。降旗教授は「かつてドルは金本位制の下、米国が金の70%を握っていることで保証された通貨だった。だが、旧西ドイツ、日本の経済力が高まり、フランス、オランダなどが多量のドルを金に替えだして、今や裏付けのない基軸通貨になっている」と前置きして、こう話す。
「米国は双子の赤字の累積が一兆ドル。世界最大の借金大国になっている。そんな財政状態の中、ブッシュ大統領は大盤振る舞いの減税を行い、イラク戦争でも二千二百億ドルを出費。これはもう一種の破産国家といってもいい状態だ。そんな国の通貨を信用しろというのが無理な話だ。ロシアは外貨準備のユーロ比率を引き上げ、中国も移行過程にある。その流れでドル安は起きている。さらにブッシュ大統領が再選され、減税政策の継続やイラク戦争の泥沼化が続く。来春には暴落の可能性すらある」
茨城大学の新田滋・助教授(経済理論)も「投機の不安定要素を抜きにすれば、構造的にドル安基調は続くだろう。最大の要因はイラク戦争の泥沼化。米国の財政当局も打つ手がないのだろう。米経済は短期的にはもつだろうが、長い目でみると破局の危険性も否定できない」と話す。
結局、米国経済に暗雲が漂うという見方が強いが、日本はどう対処すべきか。
前出の森山氏は「日本は米国という“企業”のメーンバンクの立場。米国民の貯蓄率を増やすなど米国の体質改善を働きかけつつ、ユーロに移行するしか金融資産を防衛する方法はない。その場合、米国の抵抗は大きく、政治的決断力が求められるが…」と話す。
新田助教授は欧州と日本の経験の差を指摘する。
■アジア「共同通貨創れ」
「日本は昨年、欧米当局の忠告を無視し、年三十兆円もドルを買い、損失を出した。いまや、米国債を売ろうにも、さらなるドル安を招きそうで、できない。欧州は一九六〇年代のドル危機を教訓に四十年間かけ、ユーロを創(つく)った。日本も基本的にはドル離れすべきだ。半世紀かかってもアジア共同通貨を創る方向へ腹を決めるべきだ」
降旗教授もこれに同意しつつ、こう語る。
「米国一辺倒から中国、東南アジアと連携し、独自のアジア経済圏を築くのがベスト。ただ、外交政策が一体化しなければ、こうした同盟関係は難しい。小泉首相は政治面でもっとアジアに気を配るべきだ」
○おまけ・その2
日本の米国債保有残高
(日本経済新聞・ソースは米財務省)
http://kensaku.nikkei.co.jp/cgi-bin/common.cgi
7月末 6958億ドル
(外国の保有残高全体に対する割合 38.4%)
8月末 7219億ドル
(同 39.2%)
9月末 7204億ドル
(同 39.0%)
○ おまけその3・為参考
田中宇 「ドルの自滅」
http://www.tanakanews.com/e1126dollar.htm
○おまけ・その1
12月11日 東京新聞
止まらぬドル安 なぜ米は放置?
国内景気優先で“袋小路”
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20041211/mng_____tokuho__000.shtml
「日米同盟」。自衛隊のイラク派遣延長の理由だ。同盟というより「一蓮托生(いちれんたくしょう)」の領域に足を踏み入れているが、経済も同様だ。日本が抱える巨額の米国債。米国経済が転べば、日本も心中だ。その指標となるドル相場の安値傾向が止まらない。不思議なのは、米当局がこれを放置していることだ。すでに世界規模でドル離れが始まった。
■各国、ドル離れへ
歴史的な流れからドル安を解説するのは、筑波大学の降旗節雄名誉教授(現代資本主義論)だ。降旗教授は「かつてドルは金本位制の下、米国が金の70%を握っていることで保証された通貨だった。だが、旧西ドイツ、日本の経済力が高まり、フランス、オランダなどが多量のドルを金に替えだして、今や裏付けのない基軸通貨になっている」と前置きして、こう話す。
「米国は双子の赤字の累積が一兆ドル。世界最大の借金大国になっている。そんな財政状態の中、ブッシュ大統領は大盤振る舞いの減税を行い、イラク戦争でも二千二百億ドルを出費。これはもう一種の破産国家といってもいい状態だ。そんな国の通貨を信用しろというのが無理な話だ。ロシアは外貨準備のユーロ比率を引き上げ、中国も移行過程にある。その流れでドル安は起きている。さらにブッシュ大統領が再選され、減税政策の継続やイラク戦争の泥沼化が続く。来春には暴落の可能性すらある」
茨城大学の新田滋・助教授(経済理論)も「投機の不安定要素を抜きにすれば、構造的にドル安基調は続くだろう。最大の要因はイラク戦争の泥沼化。米国の財政当局も打つ手がないのだろう。米経済は短期的にはもつだろうが、長い目でみると破局の危険性も否定できない」と話す。
結局、米国経済に暗雲が漂うという見方が強いが、日本はどう対処すべきか。
前出の森山氏は「日本は米国という“企業”のメーンバンクの立場。米国民の貯蓄率を増やすなど米国の体質改善を働きかけつつ、ユーロに移行するしか金融資産を防衛する方法はない。その場合、米国の抵抗は大きく、政治的決断力が求められるが…」と話す。
新田助教授は欧州と日本の経験の差を指摘する。
■アジア「共同通貨創れ」
「日本は昨年、欧米当局の忠告を無視し、年三十兆円もドルを買い、損失を出した。いまや、米国債を売ろうにも、さらなるドル安を招きそうで、できない。欧州は一九六〇年代のドル危機を教訓に四十年間かけ、ユーロを創(つく)った。日本も基本的にはドル離れすべきだ。半世紀かかってもアジア共同通貨を創る方向へ腹を決めるべきだ」
降旗教授もこれに同意しつつ、こう語る。
「米国一辺倒から中国、東南アジアと連携し、独自のアジア経済圏を築くのがベスト。ただ、外交政策が一体化しなければ、こうした同盟関係は難しい。小泉首相は政治面でもっとアジアに気を配るべきだ」
○おまけ・その2
日本の米国債保有残高
(日本経済新聞・ソースは米財務省)
http://kensaku.nikkei.co.jp/cgi-bin/common.cgi
7月末 6958億ドル
(外国の保有残高全体に対する割合 38.4%)
8月末 7219億ドル
(同 39.2%)
9月末 7204億ドル
(同 39.0%)
○ おまけその3・為参考
田中宇 「ドルの自滅」
http://www.tanakanews.com/e1126dollar.htm
これは メッセージ 59706 (spica_022 さん)への返信です.
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