対イラク武力行使

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>今晩はです

投稿者: urbannet2 投稿日時: 2004/12/12 15:22 投稿番号: [59485 / 118550]
  私はイラク問題については知識などなく、ただたまにこのカテのいくつかのトピをロムっているだけですので、あまりたいしたことは書けませんが。

  ホイッグ史観というのは、科学史においては、たとえば
「コペルニクスの地動説はキリスト教の三位一体説を天文学にあてはめたところから発想されたもので、精密な観測をあまりともなっていないから、地動説としては欠点だらけ」
とするようなものだとおもいます。

  当時の天体望遠鏡の技術的精度などをかんがえれば、コペルニクスに後年の天文学者なみの精密な観測をもとめるのが無理な話ですので。

  ですから、科学史の分野で言えば、ホイッグ史観が「科学的な態度とは言えない」というのは、あたっているとおもいます。当時の技術の水準や社会のありかたなどを前提にして考えるのが科学的な態度、とされているとおもうので。
  もっともこれも現在の科学史の考え方であって、そのうち、ホイッグ的史観が妥当だとされる時代が来ないとはいえませんけれどね。
  科学史にとどまらず歴史研究における態度は、絶対的に妥当だとか、絶対的に正しいとかいえるものがはたしてあるのか、私は懐疑的になっています。
  安易な相対主義的な態度だとのご批判はあるでしょうけれど。
  相対主義の毒というのはありますが、絶対主義の毒というものもありますので、ようするにいずれにせよ、たえず反省しなくてはいけない、ということになるかとおもいます。

  ◇   ◇

  「過去の戦争をかえりみて批判する場合に、現在の価値観をもって批判するのは、ホイッグ史観だから不可」、という意見は、ちょっと問題のとらえかたがずれているような気もするんですね。
  むろん、言い得ている部分もありますが、言い得ていない部分もあるような気がします。
  ちょっとよく考えがまとまってないのでいまは保留しておきますが。

  歴史はただしい方向にすすんでいる、というのは一般の歴史におけるホイッグ史観であり、勝者の史観であり進歩史観だとおもいます。
  この史観に基づけば、アフガンの犠牲者たちは「やむをえない犠牲」ということになるのでは。

  考えがまとまってないので、とりあえずはここまでとします。
  考えがまとまったら続きを書きます。
  まとまらないかもしれないけれど。


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